ファミマが攻勢 「動かせる」10業種40社チェーン月次売上推移(画像)

日経クロストレンドではコンビニ、牛丼チェーン、ドラッグストア、アパレルなど10業種の主要40社の月次売り上げデータが分かるビジュアライズを作成。21年6月月次データを更新した。どの業種のどの店舗が、月次でどんな売り上げの増減になっているのか。2019年1月以降の推移が分かるようになっている。ぜひデータを触って、新しい発見をしてほしい。

ファミマが繰り出す40の40周年企画、好調に推移

 コンビニエンスストアでファミリーマートの攻勢が目立つ。21年6月の既存店売上高は、セブンイレブンとローソンが前年割れに転じたのに対し、ファミリーマートはプラスを維持した。ファミマは2021年9月に創立40周年を迎えるに当たり、「40のいいこと!?」施策を矢継ぎ早に展開中。21年3月の第1弾「クリスピーチキン」と21年6月の新作スイーツ「バタービスケットサンド」はヒット作になった。21年6月に3週間実施した、対象商品の購入で翌週使える無料引換券がもらえる「1個買うと、1個もらえる」キャンペーンも来店を後押しした格好だ。その他、10業種主要40社の月次売り上げ推移の最新動向を、ぜひ確認してみていただきたい。

ビジュアライズツールの使い方
 ビジュアライズツールでは、ドラッグストア、コンビニエンスストア、バーガーチェーン、牛丼チェーン、回転ずしチェーン、ファミリーレストラン、アパレル、紳士服、家具・ホームセンター、100円ショップの10業種、主要40社の月次売り上げデータを比較できる。データは「既存店売上高前年同月比」で2019年1月以降の数字を収録している。新規店舗出店の影響を除いた既存店の売上高を前年同月の数字と比べることで、その企業・ブランドの好不調の把握が可能だ。セブン-イレブンとローソン、ファミマ、ユニクロとしまむらなど、業種別の主要プレーヤー同士の増減が比較できるようになっている。

 2021年の月次データは、前年のコロナ対応による休業・営業縮小の反動で、前年同月比の数字が大きく出るケースがある。例えば前年同月比140%という数字をどう考えればよいか。一見すると「V字回復」だが、前年が60%と低迷していた場合は、0.6×1.4=0.84で、2年前の同月に比べて84%の水準にとどまっていることになる。このような計算で“回復度”を見ることがしばらく大切になる。

 日経クロストレンドでは、毎月このデータを更新して公開していく予定だ。どの業種のどの店舗が売り上げを伸ばしているのか、あるいは逆の状態にあるのか。そのトレンドをつかむためのヒントとしてお役立ていただきたい。

<ツールの操作方法>
●業種の選択
業種の一覧から業種名を選択することで、下のグラフが切り替わり、業種別の主要各社の月次売り上げ推移のデータが分かる。

●会社の絞り込み
グラフ上部の会社名を押すことで、その会社のグラフ表示をOFFにして、表示するグラフを絞り込むことができる。

●グラフの切り替え
切り替えボタンを押すことで、折れ線グラフか、表形式での売り上げデータ一覧か表示を切り替えることができる。

●対象企業
【ファストフード】マクドナルド、モスバーガー、ケンタッキーフライドチキン
【牛丼】吉野家、すき家、松屋
【回転ずし】スシロー、くら寿司、かっぱ寿司
【ファミレス】すかいらーくグループ、ロイヤルホスト、サイゼリヤ
【ドラッグストア】ウエルシアHD、ツルハHD、コスモス薬品、サンドラッグ、マツモトキヨシHD、スギHD、ココカラファイン、クリエイトSD、クスリのアオキHD、カワチ薬品
【コンビニ】セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ローソン
【紳士服】青山商事、AOKIHD、はるやまHD、コナカ
【アパレル】ユニクロ、無印良品、しまむら、ワークマン
【家具・ホームセンター】ニトリ、DCM、コメリ、コーナン
【100円ショップ】セリア、キャンドゥ、ワッツ

<10業種40チェーン月次売上高データビジュアライズ>

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