日経クロストレンドは、2020年1月から21年2月までの期間で、主要都市や観光地など各地の人の増減を図示する「日本全国主要27地点の人口推移データ」を公開した。「動くグラフ」で緊急事態宣言などの影響をつぶさに観察できる。withコロナ時代のビジネスを生み出すヒントとして活用してほしい。

ビジュアライズツールの使い方

 「日本全国主要27地点の人口推移データ」では、全国27地点の人口の増減を時系列でグラフ表示する。東京の新宿や渋谷のような繁華街のほか、札幌や仙台など地方の主要都市、東京ディズニーランドや熱海のような観光地を選んでいる。

 ドコモ・インサイトマーケティング(東京・豊島)の協力を得て、NTTドコモの携帯電話ユーザーの接続情報を基とする人口統計データ「モバイル空間統計」を利用している。人口統計データは、新宿であれば新宿駅周辺など500メートル四方にどれだけの人数がいたかを示すもの。午後0時~1時の1日ごとの人口推移をグラフ表示している。

 新型コロナウイルス感染症にまつわる緊急事態宣言やGo Toキャンペーンの影響によって人数がどのように変化したかを確認できる。

●地点の選択
地図の一覧から地点を選択することで、下のグラフが切り替わり、その地点の年間人口推移を表示できる。

●人口の推移確認
グラフ下のバーを横スクロールすることで、20年1月1日から21年2月4日までの人口推移を確認できる。

年間での各地の人の増減を表す「日本全国主要27地点の人口推移データ」。ログインするとビジュアライズツールが表示される。※「モバイル空間統計」はNTTドコモの登録商標です
年間での各地の人の増減を表す「日本全国主要27地点の人口推移データ」。ログインするとビジュアライズツールが表示される。※「モバイル空間統計」はNTTドコモの登録商標です

<ビジュアライズツール>

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