左図が世代別の1人当たりの医療費。40歳から段階的に増えていく

サントリー食品「SUNTORY+」開発の裏側 DXは手段でしかない

2020年12月11日
  • サントリーコミュニケーションズ 執行役員 デジタルマーケティング本部長の室元隆志氏
  • 「SUNTORY+」は専用アプリをダウンロードし、質問に答えていくと未来の健康リスクがチェックできる。その結果に基づいて、リスクを回避するためのお薦めのタスクが提案されるようになっている
  • 人間には褒められると続けやすい傾向があることから、内発的動機付けも取り入れた
  • サントリーは2006年から健康飲料に取り組んできた。脂肪が付きにくくする「黒烏龍茶」や血圧が高めの人にお薦めの「胡麻麦茶」、体脂肪の減少を助ける「特茶」、悪玉コレステロールを下げる「伊右衛門+」などを販売している
  • 飲料市場は頭打ちになっている
  • 左図が世代別の1人当たりの医療費。40歳から段階的に増えていく
  • 「SUNTORY+」では、アプリと健康飲料、それを販売する自販機を組み合わせることで、健康行動の習慣化を促すサイクルを作る
  • サントリーの考えるマーケティングDX戦略の図式