※日経エンタテインメント! 2020年12月号の記事を再構成

2020年も残すところ1カ月半。新型コロナウイルスに翻弄された1年だったが、同時に有名人・著名人がSNSを活用し、ファンとのコミュニケーションを積極的に図った1年でもあった。日経エンタテインメント!はこれまでも「SNSタレントパワーランキング」を調査してきたが、2020年は日経クロストレンドと共同で調査を実施。SNSで影響力を持つのは誰なのか。フォロワー数だけでなく、それぞれが持つ影響力も調査した。調査結果の発表の前に、まずはここ1年でSNS上で話題となった有名人・著名人の活動を振り返ってみたい。

2020年はコロナ禍の中、有名人・著名人のSNS活用が目立った1年だった
2020年はコロナ禍の中、有名人・著名人のSNS活用が目立った1年だった

 コロナ禍で外出自粛が広がるなか、星野源が『うちで踊ろう』の弾き語り動画をインスタグラムに投稿したのは2020年4月3日。エントリーで「誰か、この動画に楽器の伴奏やコーラスやダンスを重ねてくれないかな?」と呼びかけると、以降は数多くのセッション動画がSNSをにぎわせ、日々テレビのワイドショーが反響を取り上げる事態に。当時の安倍晋三首相もコラボ動画を上げ賛否を呼んだが、“インスタグラム発”のアイデアが世の中で大きな注目を集める、象徴的な出来事だったと言っていいだろう。

 ツイッターでは品川庄司の庄司智春発案の『#ギャグつなぎ』が盛り上がりを見せた。3月27日に庄司からスタートすると、様々な芸人が参戦。50人以上を経由したところで、俳優の菅田将暉まで登場することに。バラエティ番組・ドラマ収録が規制されるなかで“今、できることを”と様々な芸能人がSNSでアクションを起こした。

 コロナ禍で、その可能性を改めて印象づけたのがYouTubeだろう。佐藤健、川口春奈、石橋貴明など、多くのタレントがチャンネルを開設。彼らが投稿した動画は、これまでYouTubeを見なかった世代までをも夢中にさせた。その一方で、YouTuberの代表的存在のHIKAKINは、小池百合子東京都知事とコラボして若者向けに“STAY HOME”を呼びかける動画をアップし、1000万回再生を突破するなど反響を呼んだ。

コロナ禍と向き合う日常、SNSを使ったのタレントの影響力が高まる
コロナ禍と向き合う日常、SNSを使ったのタレントの影響力が高まる
ここ1年の有名人・著名人のSNS上での動きをまとめた。YouTubeチャンネルを開設した有名人・著名人が多かった
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