日経クロストレンド編集部が主催した年末特別企画「クロトレ感謝祭2022」。アドバイザリーボードの音部大輔氏と富永朋信氏を特別ゲストとして招き、日経クロストレンドが毎年発表している「マーケター・オブ・ザ・イヤー」の裏話や、2023年に予想されるマーケティングトレンドを語り合った。読者の皆さんも交えて大いに盛り上がったイベントの模様を紹介する。

※本稿は、2022年12月14日に日経クロストレンドが主催したイベント「クロトレ感謝祭2022」から抜粋、再編集したものです。

2022年、最も読まれた記事は?

 まずは、日経クロストレンドの年間人気記事ランキングを振り返った。「20代読者が読んだ記事ランキング」で、Z世代(あるいは、20歳代)をテーマにした記事が、ランキング上位20位のうち半数以上を占めるなど、2021年に続き、22年もZ世代に関する話題が関心を集めた1年となった。なお総合ランキング1位は、『2023年ヒット予測 日経トレンディが選ぶ1位は「コンビニジム」』。

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 各ランキングの詳細や分析は、以下から読んでほしい。

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新型コロナ禍から浮上!? 著名マーケター2人が22年のマーケトレンドを総括

 続いて、日経クロストレンドが毎年発表している新市場を創造した人や画期的なビジネスモデルを構築した人などを表彰する「マーケター・オブ・ザ・イヤー」をテーマに、22年のマーケティングトレンドを総括。同アワードの審査員を務めた、クー・マーケティング・カンパニー(東京・渋谷)代表の音部大輔氏と、プリファード・ネットワークス(東京・千代田)の富永朋信CMO(最高マーケティング責任者)が特別ゲストとして登壇。注目すべき取り組みや、審査の裏側について解説した。

「マーケター・オブ・ザ・イヤー2022」の受賞者
「マーケター・オブ・ザ・イヤー2022」の受賞者

 まず22年の「マーケター・オブ・ザ・イヤー」を振り返り、両氏は、「新規性や市場創造性のあるパワフルな取り組みが新型コロナウイルス禍を経て再び芽生え始めた再生の年になった」と総括した。

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