消費者が商品を買う、あるいは申し込みをする「行動」フェーズに関するDX(デジタルトランスフォーメーション)を考える上で中核となるのが、キャッシュレス決済だ。導入をした上でデータ活用をどう進めるべきか。多数の事業開発の経験を持つコンサルタント、岡村直人氏が指南する。

購買にまつわる「行動」フェーズでDXを進めるには、店舗などリアルかつオフラインのビジネスをキャッシュレス化することが大前提となる(画像/Shutterstock)
購買にまつわる「行動」フェーズでDXを進めるには、店舗などリアルかつオフラインのビジネスをキャッシュレス化することが大前提となる(画像/Shutterstock)

 第13回から続いている「マーケティングファネルから顧客接点のDXをチェック」するシリーズ。今回は「Do Something : 行動」フェーズのDXを見ていきます。

今回はマーケティングファネルの中で「Do Something : 行動」フェーズに関するDXについて解説する(資料作成/シェアボス、以下同)
今回はマーケティングファネルの中で「Do Something : 行動」フェーズに関するDXについて解説する(資料作成/シェアボス、以下同)

 マーケティングに詳しい方であれば消費者行動モデルAIDMA(アイドマ、Attention:注意 → Interest:関心 → Desire:欲求 → Memory:記憶 → Action:行動)やネット活用を前提としたAISAS(アイサス、Attention:注意→ Interest:関心→ Search:検索→ Action:行動→ Share:情報共有)といったフレームをご存じの方も多いと思います。「行動」フェーズは、それらのフレームの中で2回目に登場する「A」の「Action : 行動」に当たる部分になります。

 分かりやすく言うと、商品であれば「買う」タイミング。SaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)や定期購読などは「申し込み」のタイミングですね。BtoBの受託開発などは「契約成立」になります。このように、ビジネスによって成約を表す言葉が違うので、抽象化して「行動」と呼んでいます。なので皆さんご自身のビジネスを分析する際は、より具体的な名称に置き換えていただいて構いません。

 顧客接点における(購買)行動フェーズのデジタル化チェックリストです。

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