ベンチャー企業の未上場株式などを10万円程度から購入できる「株式投資型クラウドファンディング」が認知度を一気に高める。日経トレンディと日経クロストレンドは、「2021年ヒット予測ランキング」の26位に選出。2021年は誰でもエンジェル投資家になれる時代になりそうだ。

※日経トレンディ2020年12月号の記事を再構成

サービス事業者が増え、投資案件も一気に拡大する
サービス事業者が増え、投資案件も一気に拡大する

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【26位】「株式投資型クラウドファンディング」

誰でもエンジェル投資家になれる!
投資案件が充実し、ハイリターン期待の個人が注目

 投資したお金が将来は3倍、5倍、10倍に。そんな夢を買える「株式投資型クラウドファンディング」。ベンチャー企業の未上場株式や新株予約権を10万円程度から購入できるサービスで、いわゆる“エンジェル投資”を個人でできる。2021年は投資案件やサービスの充実で認知度を一気に高めそうだ。

 最大手の「FUNDINNO」は既に4万人以上が利用。IT、ロボット、医療、農業、不動産など様々な分野のベンチャー企業の投資案件を、月5~8件程度募集している。投資した企業が将来的に上場や買収などに至れば、大きなリターンが期待できる(もちろん、倒産や解散など相応のリスクもある)。

FUNDINNO
FUNDINNO
1案件当たりの募集金額は数百万~数千万円。今後、案件募集の一段の増加やサービスの拡充が期待される

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