抽選販売などが話題になったほか大型タイトルにも注目が集まっている新ハード「PlayStation 5」。PS4の約100倍ともうたう超高速の読み込みが可能ながら、圧倒的なコスパが武器だ。日経トレンディと日経クロストレンドが「2021年ヒット予測ランキング」の20位に選定した「PlayStation 5」が、ゲームの新体験を生み出す。

※日経トレンディ2020年12月号の記事を再構成

PS5の本体とその周辺機器
PS5の本体とその周辺機器

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【20位】「PlayStation 5」

7年ぶりの興奮
圧倒的なコスパを武器に、Switchの牙城を崩す

 ソニー史上空前の“大盤振る舞い”の始まりだ。2020年11月に発売されたPlaystation 5(以下、PS5)は、10万円近いとも予想されていた高スペックながら、実売価格はなんと4万9980円(税別)。圧倒的なコスパで、1億台以上を売り上げたPS4の後継機が満を持してデビューを飾った。

PS4から7年ぶりの新ハード
PS4から7年ぶりの新ハード

 ゲームの体験が大きくアップデートされることは間違いない。独自の高速SSDを搭載し、 PS4の約100倍ともうたう超高速の読み込みが可能。ゲームの世界を画面上に瞬時に描画する。ロード時間によるゲームの中断は過去のものになる。

 しかも、これはPS5向けに発売される最新ゲームだけの話ではない。PS5はPS4のソフトも遊べる後方互換に対応しており、ほぼすべてのソフトでロード時間短縮の恩恵が受けられる。懐かしの名作をストレスなく楽しめるのだ。

UIも刷新。ゲーム中に動画を小窓で表示できるピクチャーインピクチャー機能を備え、攻略情報などゲームに付随する情報を同時に楽しめる
UIも刷新。ゲーム中に動画を小窓で表示できるピクチャーインピクチャー機能を備え、攻略情報などゲームに付随する情報を同時に楽しめる

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