マスクありでも遊べる知能スポーツ「ボッチャ」が21年にブレイク(画像)

日経トレンディが選んだ「2021年ヒット予測ランキング」28位は「ボッチャ」。パラリンピックは延期になったが、なおパラスポーツの注目度は高い。中でもボッチャは息も上がらないのでマスクをしたままできるなど、驚くほど裾野が広いスポーツだ。

※日経トレンディ2020年12月号の記事を再構成

“対等に戦える”知能スポーツ「ボッチャ」で盛り上がる
“対等に戦える”知能スポーツ「ボッチャ」で盛り上がる

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【28位】「ボッチャ」

投げる知能スポーツ
協会と草の根の“Wエンジン”でパラスポーツが開花

 日本開催のパラリンピックは延期になったが、なおパラスポーツに注目する機運は高い。中でも、ボッチャがブレーク間近だ。

 ルールは簡単。ジャックボールと呼ばれる目標球に向かって1チーム6球ずつボールを投げ、最終的に目標球の一番近くにあるチームが勝ち。ジャックボールの一番近くにある負けたチームのボールより、近くにあるボール数のポイントが入る。相手のボールをはじくなど戦略がカギを握るスポーツで、投げるといっても肩の強さは必要ない。身体能力を問わず、実は驚くほど裾野が広いスポーツなのだ。息も上がらないので、マスクをしたままできる。

企業も学生も草の根で普及活動
企業も学生も草の根で普及活動
明治大学の体育会・明大スポーツ新聞部が実施した体験会の様子(写真提供/明大スポーツ新聞部)

 体験の場も一気に増える。日本ボッチャ協会は20年8月、「みんなでボッチャ1万人プロジェクト」を始動。全国キャラバンや教育事業を通して、SNS1万人フォロワーを目指す。NECは19年、30団体にボッチャボールセットを寄贈する「全国ボッチャ普及キャラバン」を実施。体験会を行う学生団体もあり、草の根でもボッチャ普及の輪が広がる。16年から3倍以上に増えた競技人口も、さらに激増しそうだ。

 プロジェクションやセンシングによる自動計測を組み合わせた「CYBER BOCCIA S」(ワントゥーテン)にも注目。イベント出展などに加え、飲食と一緒にカジュアルに楽しめる「ボッチャバー」構想もあるという。

音や光と融合した“進化版”も楽しい
音や光と融合した“進化版”も楽しい
異空間のような場所でボッチャをできる「CYBER BOCCIA S」。イベント出展などで体験の場も広がる

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