
全35回
2020年ヒット商品ベスト30
日経トレンディと日経クロストレンドが発表した「2020年ヒット商品ベスト30」。コロナ禍でヒットした商品とは? ランキングの全貌とそれぞれの商品・サービスの「ヒットした理由」について解説する。
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第1回2020.11.032020年ヒット商品ランキング 日経トレンディが選んだベスト30日経トレンディと日経クロストレンドが11月3日に発表した「2020年ヒット商品ベスト30」。コロナ禍でヒットした商品とは? ランキングの全貌とそれぞれの商品・サービスの「ヒットした理由」について紹介する。
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第2回2020.11.04『鬼滅の刃』未曽有のヒットで1位 食品から衣服まで全部売れた日経トレンディと日経クロストレンドが発表した「2020年ヒット商品ベスト30」の1位に「鬼滅の刃」が選ばれた。アニメ化をきっかけに人気が拡大すると、単行本は史上最速で1億冊を突破。10月に公開された映画は、公開後わずか10日で興行収入が100億円を超えた。企業コラボも異例の広がりを見せるなど、まさに2020年を象徴するメガヒットとなった。
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第3回2020.11.042020年「地方発ヒット」19選 大賞は愛知のひもで切る大福商品を作るだけではなく、売り方までデザインする時代がきている。新型コロナが拡大し、実店舗だけでは立ち行かないこともある。そんな中、今年、地方からヒットした商品は何だったのか。北は北海道から南は沖縄まで、全国のヒット商品を19個まとめて紹介する。
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第4回2020.11.052020年「マスク消費」総まとめ 異業種が続々、関連商品もヒット日経トレンディと日経クロストレンドが発表した「2020年ヒット商品ベスト30」の2位に「マスク消費」が選ばれた。新型コロナウイルスの影響で、一時は品薄になり、ドラッグストアなどに行列ができたのは記憶に新しいところ。アパレルなど異業種からの参入も相次ぎ、関連商品も売れた。
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第5回2020.11.05食品・飲料は何が売れた? 2020年のヒット商品24選新型コロナに見舞われた2020年は世情を反映し、予想外のヒットも多く誕生。ヒット30に選出されたものを含め、主要11業界のヒットを網羅。ここでは酒類、飲料、食品・外食、菓子の分野を紹介する。
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第6回2020.11.06任天堂「あつ森」に人も企業も集合 歴代1位マリオに届く勢い日経トレンディと日経クロストレンドが発表した「2020年ヒット商品ベスト30」の3位に「あつまれ どうぶつの森」が選ばれた。新型コロナによる外出自粛の中、老若男女がこぞってゲーム内に“集合”。約3カ月で国内累計販売500万本を突破した。
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第7回2020.11.06文具・雑貨・日用品のヒット22選 “先回り”消臭剤が100万個突破新型コロナに見舞われた2020年は世情を反映し、予想外のヒットも多く誕生。ヒット30に選出されたものを含め、主要11業界のヒットを網羅。ここでは日用品・雑貨、文房具、玩具の分野を紹介する。
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第8回2020.11.06家電・クルマ・アパレル・美容のヒット21選 Chromebookが飛躍?新型コロナに見舞われた2020年は世情を反映し、予想外のヒットも多く誕生。ヒット30に選出されたものを含め、主要11業界のヒットを網羅。ここでは美容・アパレル、家電・デジタル、クルマの分野を紹介する。
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第9回2020.11.06Zoomの国内売り上げ100億円へ 有料契約数は1年前の14倍に日経トレンディと日経クロストレンドが発表した「2020年ヒット商品ベスト30」の4位に「Zoom」が選ばれた。ビデオ会議システムとしてはほぼ無名だったが、コロナ禍で在宅勤務が広まるにつれて「大人数でつないでも途切れにくい」ことを武器に利用者が拡大。ビジネス用途だけでなく、プライベートでも活用する人が増えた。
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第10回2020.11.09レモンサワー市場に激震 コカ・コーラ檸檬堂が突然トップの座に日経トレンディと日経クロストレンドが発表した「2020年ヒット商品ベスト30」の5位に「檸檬堂」が選ばれた。2019年10月に全国発売されると、20年1月中旬にはあまりの人気に出荷を一時取りやめる事態になった。少し高くてもおいしいレモンサワーを飲みたいという消費者インサイトに答えたのもヒットの理由だ。
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第11回2020.11.09アップルAirPods Proが圧倒的な首位 脅かす製品はついに現れず日経トレンディと日経クロストレンドが発表した「2020年ヒット商品ベスト30」の6位に「AirPods Pro」が選ばれた。ノイズキャンセリング機能を搭載するとともに「密閉型」に進化。高性能なマイクを武器にテレワークの必需品となり、ライバルを圧倒した。
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第12回2020.11.10マクドナルドや吉野家を下支え 「モバイルオーダー」一気に拡大日経トレンディと日経クロストレンドが発表した「2020年ヒット商品ベスト30」の7位に「モバイルオーダー」が選ばれた。スマホで注文できる手軽さと、コロナ禍で他人との接触を極力避けたいという消費者心理に応え、利用が一気に拡大した。
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第13回2020.11.10ずば抜けて売れたエコバッグ「シュパット」 累計700万個を突破日経トレンディと日経クロストレンドが発表した「2020年ヒット商品ベスト30」の8位に「Shupatto(シュパット)」が選ばれた。レジ袋の有料化に伴ってエコバッグの売り上げは急拡大したが、中でもバッグの両端を引っ張ると一気に帯状に畳めるShupattoはずば抜けて売れた。
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第14回2020.11.11YouTubeプロモも成功 映画『今日から俺は』3世代ヒットの裏側日経トレンディと日経クロストレンドが発表した「2020年ヒット商品ベスト30」の9位に「今日から俺は!!劇場版」が選ばれた。YouTube動画を活用するなどしたプロモーションが成功し、興行収入50億円を突破した。
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第15回2020.11.11ゴキブリ駆除に救世主 画期的な使い勝手でムエンダーが売れた日経トレンディと日経クロストレンドが発表した「2020年ヒット商品ベスト30」の10位に「ゴキブリムエンダー」が選ばれた。ゴキブリ駆除用の“くん煙剤は面倒”という消費者のニーズを捉え、無煙でも高い効果が得られるスプレー駆除剤を開発した。くん煙剤にはない使い勝手の良さが認知されて、販売を大きく伸ばした。
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第16回2020.11.12緑茶「伊右衛門」が大ヒット ラベルレスが消費者の心をとらえる日経トレンディと日経クロストレンドが発表した「2020年ヒット商品ベスト30」の11位に「サントリー緑茶 伊右衛門」が選ばれた。実は伊右衛門の売り上げは2005年をピークに減少傾向にあったが20年4月に液色を「緑色」に刷新すると、2020年1〜9月に前年比109%というV字回復を見せた。
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第17回2020.11.12老若男女を熱狂させたNetflix「愛の不時着」 第4次韓流ブーム呼ぶ日経トレンディと日経クロストレンドが発表した「2020年ヒット商品ベスト30」の12位に「愛の不時着」が選ばれた。Netflixの有料会員数を1年で300万人から500万人に増やしたけん引役になった。
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第18回2020.11.13160万本突破 任天堂「リングフィット アドベンチャー」品薄続く日経トレンディと日経クロストレンドが発表した「2020年ヒット商品ベスト30」の13位に「リングフィット アドベンチャー」が選ばれた。RPG要素をふんだんに取り込むことで、「ステイホーム」の時期に160万本以上を売り上げた。
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第19回2020.11.13コロナ禍で躍進した「産直EC」 リピーター続出で流通総額40倍も日経トレンディと日経クロストレンドが発表した「2020年ヒット商品ベスト30」の14位に「食べチョク/ポケットマルシェ」が選ばれた。アプリで生産者を選べば注文できる産直ECの中でも、一気に頭一つ抜けた存在になった。
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第20回2020.11.16天井からつるプロジェクター「popIn Aladdin 2」絶好調の理由日経トレンディと日経クロストレンドが発表した「2020年ヒット商品ベスト30」の15位に「popIn Aladdin 2」が選ばれた。半年で2万4000台を売り上げ、ホームシアター関連製品でトップとなった。
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第21回2020.11.16手軽に株投資「スマホ証券」が躍進 20~30代を取り込む日経トレンディと日経クロストレンドが発表した「2020年ヒット商品ベスト30」の16位にスマホで簡単に利用できる「スマホ証券」が選ばれた。2019年8月にサービスを開始したLINE証券は31万口座を突破。19年4月に開業したSBIネオモバイル証券は約42万口座に達した。
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第22回2020.11.17トイレ用消臭剤に異変 「ファブリーズ」ヒットで市場は三つ巴に日経トレンディと日経クロストレンドが発表した「2020年ヒット商品ベスト30」の17位にプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)の「ファブリーズW消臭 トイレ用消臭剤+抗菌」が選ばれた。トイレ用消臭剤ではエステー、小林製薬の2強状態が続いていたが、完全な三つ巴に市場構造が変化した。
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第23回2020.11.17LINEに迫るメガメディアへ 「note」利用者急増で6300万突破日経トレンディと日経クロストレンドが発表した「2020年ヒット商品ベスト30」の18位に、note(旧ピースオブケイク)が運営するコンテンツ配信プラットフォームである「note」が選ばれた。コロナ禍で急成長し、利用者数は6300万を突破した。
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第24回2020.11.1820年はオンライン診療が急伸 新規登録者数は9倍以上に日経トレンディと日経クロストレンドが発表した「2020年ヒット商品ベスト30」の19位に「オンライン診療」が選ばれた。コロナ禍で利用が進み、2020年は間違いなく「オンライン診療元年」と呼ばれるだろう。
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第25回2020.11.1811人組アイドル「JO1」に熱狂の渦 計6500万票集めて社会現象に日経トレンディと日経クロストレンドが発表した「2020年ヒット商品ベスト30」の20位に「JO1」が選ばれた。サバイバルオーディション番組でデビューをつかんだJO1が、東京五輪の代わりに人々を熱狂させた。
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第26回2020.11.19渋谷を変えた「宮下パーク」 東京随一のオシャレスポットに出世日経トレンディと日経クロストレンドが発表した「2020年ヒット商品ベスト30」の21位に「MIYASHITA PARK」が選ばれた。渋谷区立宮下公園が、東京随一のオシャレスポットに変わり、人通りは見違えるほど増えた。
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第27回2020.11.19ソニー・サンコーが発売 「直接冷やす」猛暑対策のニューカマー日経トレンディと日経クロストレンドが発表した「2020年ヒット商品ベスト30」の22位に「ペルチェ素子クーラー」が選ばれた。首などを直接冷やすデバイスで、ソニー「レオンポケット」、サンコー「ネッククーラーNEO」が売り上げを伸ばした。
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第28回2020.11.20トヨタ「ライズ」が大躍進 コンパクトSUV人気の波に乗る日経トレンディと日経クロストレンドが発表した「2020年ヒット商品ベスト30」の23位にトヨタ自動車の「ライズ」とダイハツ工業の「ロッキー」が選ばれた。クルマ業界で2020年を代表するヒットとなったコンパクトSUVだ。
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第29回2020.11.20サザン50万人、ヒゲダン12万人 有料ライブ配信が進んだ2020年日経トレンディと日経クロストレンドが発表した「2020年ヒット商品ベスト30」の24位に「無観客ライブ配信」が選ばれた。サザンオールスターズが有料で配信するなど、コロナ禍でのエンタメ市場の活性化に大きな影響をもたらした。
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第30回2020.11.23防災にもキャンプにも ポータブル電源は10万円超が売れた日経トレンディと日経クロストレンドが発表した「2020年ヒット商品ベスト30」の25位に「ポータブル電源」が選ばれた。防災目的での購入が増え、量販店では10万円以上の大容量製品が売れた。
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第31回2020.11.23資生堂「ウーノ」 拡大するメンズコスメ市場で存在感示す日経トレンディと日経クロストレンドが発表した「2020年ヒット商品ベスト30」の26位に「ウーノ 男子コスメ」が選ばれた。20〜30代だけでなく、40代以上も関心を示すなど、市場が急拡大している。
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第32回2020.11.24ファミマの「スフレ・プリン」売り上げ加速 音がSNSで話題にファミリーマート発の「スフレ・プリン」が、日経トレンディと日経クロストレンドが発表した「2020年ヒット商品ベスト30」の27位に選ばれた。2層構造のハイブリッドスイーツがロングセラーヒットになった。
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第33回2020.11.24一人勝ちしたロキソニンS外用薬 腰痛などに悩む人の目に止まる日経トレンディと日経クロストレンドが発表した「2020年ヒット商品ベスト30」の28位は、「第2類医薬品」へ移行したことで販路が拡大した「ロキソニンS外用薬シリーズ」。2020年9月には7億円を超える規模に成長した。
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第34回2020.11.255万円パジャマが4倍売れた アパレル不調でも“家中服”は絶好調コロナ禍でも高級ルームウエアは売り上げを伸ばしたジャンルの1つだ。中でも専門ブランド「ジェラートピケ」は、20年8月期の売り上げが過去最高の176億円まで伸長。こうした流れを受けて日経トレンディと日経クロストレンドは、「2020年ヒット商品ベスト30」の29位に「プレミアムルームウエア」を選出した。
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第35回2020.12.01Go To トラベルは2カ月で1689万人利用 感染拡大で対象外の地域も観光関連業界の支援を目的に始まった「Go To トラベル」キャンペーン。開始わずか2カ月で延べ1689万人が旅行を楽しんだ。日経トレンディと日経クロストレンドは、「2020年ヒット商品ベスト30」の30位に選出したが、新型コロナの感染が再び拡大する中、一部地域の除外が発表されるなどキャンペーンの先行きは不透明だ。