
日経トレンディと日経クロストレンドが発表した「2020年ヒット商品ベスト30」の23位にトヨタ自動車の「ライズ」とダイハツ工業の「ロッキー」が選ばれた。クルマ業界で2020年を代表するヒットとなったコンパクトSUVだ。
※日経トレンディ2020年12月号の記事を再構成
【23位】「ライズ/ロッキー」
コンパクトSUV人気を受け大躍進
高いコスパを武器に2社で計14万台
コロナ禍で自動車業界全体が苦戦する中でも、人気を得ているのがコンパクトSUV(多目的スポーツ車)。2020年を代表するヒットとなったのが、「ライズ」(トヨタ自動車)と「ロッキー」(ダイハツ工業)だ。この2つは兄弟車。ダイハツが開発・製造を担い、トヨタにOEM(相手先ブランドによる生産)でライズを供給する。
19年11月に発売してすぐに人気に火が付き、2車種を合わせた新車販売台数は20年3月まで5カ月連続で乗用車トップ。その後も好調を続け、11カ月間でライズは約11万台、ロッキーは約3.4万台を売った。
【特集】2020年ヒット商品ベスト30
この記事は会員限定(無料)です。
有料会員になると全記事をお読みいただけるのはもちろん
- ①2000以上の先進事例を探せるデータベース
- ②未来の出来事を把握し消費を予測「未来消費カレンダー」
- ③日経トレンディ、日経デザイン最新号もデジタルで読める
- ④スキルアップに役立つ最新動画セミナー