
湖池屋は、新型コロナ禍によって変化した食生活や価値観に対応するスナック菓子「ニューノーマルおやつ」を2021年3月から順次発売する。朝食、昼食、夕食に次ぐ「第4の食」という新しいジャンル、新しい食のスタイルを開拓するという。
第1弾として3月下旬に発売する「ハッシュドポテト」は、細切り生じゃがいもを一口サイズのキューブ形にして揚げたスナック菓子。じゃがいもの濃いうまみを楽しめる「コクうま塩」と、本物のベーコンを混ぜ込んだ「クリスピーベーコン」の2つの味を用意する。4月上旬に発売する「ポテトと料理」は、本格的な料理の味わいをスナック菓子で再現し、「デミグラスハンバーグ」と「タルタルフィッシュ」の2種類を展開する。
「タルタルフィッシュ」ではサーモン、卵、オニオンなど、実際にこれらの料理に使う具材を使ってソースを作り、それをポテトの生地で包んで焼き上げた。手軽に本格的な料理が味わえる、一口サイズの“小さなごちそう”だという。いずれもスナック菓子で料理の満足感を得られる、いわば「お菓子の形をした料理」というコンセプトなのだ。withコロナの時代、ニューノーマルの時代にこのようなスナック菓子を開発した背景には何があるのだろうか。
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