日経電子版の「DX」記事本数は前年比倍増

 実際のところ20年に入って、DXへの注目、期待度は急速な高まりを見せています。

日経クロストレンド「トレンドマップ調査 2020夏」スコアを伸ばしたキーワード
日経クロストレンド「トレンドマップ調査 2020夏」スコアを伸ばしたキーワード

 日経BPが運営するマーケティングメディア「日経クロストレンド」は20年7月、日ごろメディア活動で協力を得ているマーケティング有識者「アドバイザリーボード」約50人と編集部員を対象に、マーケティング、技術、消費関連の計80キーワードについて「将来性」と「経済インパクト(多くの企業の収益に影響するかどうか)」を5段階で尋ね、1~5点でスコアリングしました。18年夏以降、年2回ペースで調査し、20年7月で5回目。前回は新型コロナウイルス感染拡大直前の20年2月だったため、コロナ禍を経て注目、関心が高まったキーワードが浮き彫りになりました。

 その結果、将来性スコア4.41、経済インパクトスコア3.62と、双方でハイスコアを獲得したのが「DX」でした。特に経済インパクトにおいてDXは、前回2月からスコアを0.74ポイント増と大幅に伸ばしました。

Google Trendsで見る「DX」
Google Trendsで見る「DX」
「Google トレンド」で見る「DX」の検索ボリューム推移

 上図のグラフは、「デジタルトランスフォーメーション」がGoogleで検索された量の推移を表したものです(「Google Trends」で検索)。16年以降、最も検索が多かった時期を100として、折れ線グラフで表示されています。DXの検索ボリュームはずっと右肩上がりで推移し、20年4~5月に一段と跳ね上がりました。

日経電子版「DX」記事件数の推移
日経電子版「DX」記事件数の推移
日経電子版で「デジタルトランスフォーメーション」を含む記事件数の推移

 また、日経電子版で「デジタルトランスフォーメーション」を含む記事件数の推移を調べると、20年上半期は前年同期比ほぼ倍増の503本と急増していました。DXはコロナ禍で認識が高まり、必要性が理解されたと言えそうです。