“10倍速で訪れた近未来”であるアフターコロナの世界では、地域の第1次産業に大きな可能性がある――。エキナカや地域活性化の仕掛け人として知られる鎌田由美子氏が、青森のシードル工房「A-FACTORY」の開発秘話からその可能性をひもときます。
前回述べたように、“10倍速で訪れた近未来”であるアフターコロナの世界では、「デジタル化」「多様性」「環境意識」という3つの要素が絡み合って大きな変化を起こします。
その中で、私は地域の第1次産業に大きな可能性があると感じています。テレワークやECの普及などの「デジタル化」によって都心とそれ以外の地域の差がなくなり、人や発想、地域の個性に新たな「多様性」が生まれ、そこから生まれるサステナブルなものづくりが消費者の「環境意識」と共鳴し、成長していくと思うのです。
ここではまず、私が第1次産業の可能性に目覚めるきっかけなった一例を挙げたいと思います。
【第2回】 コロナ後は地域の第1次産業にチャンスあり 鎌田由美子氏の原点 ←今回はココ
【第3回】 ワーケーションと副業解禁の拡大が“シン・チホウ(新・地方)”生む
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