
非接触キャッシュレス「次の一手」
ウィズコロナを前提とした新しい生活様式が広まるなかで、「コンタクトレス(接触減)」への需要は高まっている。決済についても「脱現金」するだけでは物足りない。店員とほとんど接触することなく決済が完了する新し決済スタイルを目指し、各社が工夫をこらしている。その最前線を取材した。
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第5回2020.10.16六本木のベンツで先取り体験 タッチパネルが空中に浮く未来コンタクトレス社会を実現するために障壁となるのが、様々なところにあるタッチパネルだ。人と直接話す必要がなくなっても、タッチパネルに触れることでリスクが上がる。この問題を根本から解決する技術が、アスカネット(広島市)のASKA3D。空中のディスプレイを操作できるという技術を、東京・六本木のメルセデス・ベンツ日本で体験してきた。
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第4回2020.10.15クレカもコンタクトレス Visaのタッチ決済がコロナ禍で急進かざすだけで支払いが完了する決済手段といえば、SuicaやPASMOなどの交通系ICが強い。その使い勝手の良さをクレカでも味わえる「Visaのタッチ決済」が伸びている。店員とのカードの受け渡しやPIN入力が必要ないコンタクトレスのクレカは、決済手段の競争をどう変えるか。
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第3回2020.10.12ケンタッキーがETC支払い可能に ドライブスルー決済が劇的進化ファストフードの「コンタクトレス決済」も進化が続く。日本マクドナルドは、駐車場に車を停めて車内でモバイルオーダーをすると、駐車場まで商品を届けてくれる。ケンタッキー・フライド・チキンは、ETCを使った新しいドライブスルーの形に挑戦。驚くほどストレスのない、2社の新決済を実際に体験してみた。
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第2回2020.10.09買い物かごに入れる前に専用スマホでピッ イオン「レジゴー」の衝撃スーパー大手では、従来のキャッシュレスにとどまらない「コンタクトレス」な買い物スタイルの構築が始まっている。イオングループの一部店舗で始まったのは、レンタルスマホを使って、商品をかごに入れる際に読み取って登録するという驚きの決済方式だ。
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第1回2020.10.07郵便局が8500局キャッシュレス化 松屋はコンタクトレス注文へ舵新型コロナウイルスの感染拡大により、「そうはいっても難しい」と言っていたような業態でもキャッシュレス化が加速している。その象徴は、郵便局だ。松屋では券売機のタッチすら必要がないように、モバイルオーダーを開始している。