2020年9月24日午後8時、「東京ゲームショウ2020 オンライン」(TGS2020 ONLINE)が開幕。オープニング番組「魁(さきがけ)!TGS2020 ONLINE」には公式番組MCの3人とオフィシャルサポーター・はじめしゃちょー氏が出演し、4日間の見どころを紹介した。
初のオンライン開催は全世界に同時配信
先陣を切って配信された「魁!TGS2020 ONLINE」は、20年9月24日から27日にかけてTGS2020 ONLINE(主催:コンピュータエンターテインメント協会、共催:日経BP、電通)で配信される番組のスケジュールや見どころを紹介する番組。公式番組MCである渡辺浩弐氏、平岩康佑氏、田口尚平氏と、2020年のオフィシャルサポーター・はじめしゃちょー氏が出演した。
番組の進行を務めた渡辺氏は、ゲーム・映像ソフトの制作会社ジーティーヴィー(東京・中野)の代表取締役でもある異色の作家だ。元朝日放送テレビのアナウンサー平山氏は現在、eスポーツキャスターとして活動している。また、「オタクの皮をかぶったアナウンサー」を自称する田口氏は、元テレビ東京アナウンサー。1000万人超のチャンネル登録者がいる人気ユーチューバー・はじめしゃちょー氏は、自身のYouTubeチャンネル「はじめしゃちょー2(hajime)」でゲーム実況動画を配信するなど、ゲーム好きとしても知られている。
やや遅れての配信開始となった番組の冒頭では、MC3人の自己紹介に続いて平岩氏がTGS2020 ONLINEの概要とオンライン開催となった理由を説明。それを受けて渡辺氏は「決して後ろ向きな結論ではなく、オンライン化は1つの大きな進化、チャンスだと思う」とコメントした。
続いて登場したはじめしゃちょー氏は、田口氏に「オンラインのパイオニア」と紹介されると「元祖ネット番長みたいなところがありますから」と返して笑いを取った。はじめしゃちょー氏は、小学校入学前から父親のゲームをこっそりプレーしていたという。最初に触れたゲーム機はスーパーファミコンだったとのこと。「僕の人生を変えたゲームは『マザー2』(MOTHER2 ギーグの逆襲、1994年ニンテンドー)。最近は『フォールガイズ』(Fall Guys: Ultimate Knockout、2020年デボルバー・デジタル)を始めて、イライラしつつも楽しんでいる」と、はじめしゃちょー氏。渡辺氏が「オンライン開催となったTGSに期待していることは?」と尋ねると、「日本だけではなく、世界中の誰でも楽しめるのはいいことだと思う」と語った。
各日の番組ラインアップおよびスケジュール紹介の合間には、はじめしゃちょー氏が気になっている番組についてコメント。動画の横に表示される視聴者からのコメントに、日本語だけでなく英語、中国語、韓国語なども目立つのは、TGSが世界的に注目されていることの証だろう。YouTubeのTGS公式チャンネル登録者数は約2万6600人(9月25日朝時点)、オープニング番組が配信された翌日25日時点の同番組の再生回数は11万回を超えている。
(写真提供/コンピュータエンターテインメント協会)
- 東京ゲームショウ2020特設サイト
- 東京ゲームショウ2020公式サイト
(クリックすると「東京ゲームショウ2020」のホームページを表示します)