「グッチ」と「ドラえもん」のコラボ商品が好調という。「ルイ・ヴィトン」もこれまで多くの異色コラボを展開してきた。PR効果や売り上げ、客層の拡大だけではない、ラグジュアリーブランドが異色コラボに取り組む真の狙いとは。

写真:image_vulture/Shutterstock.com
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 春物の商品が顔をそろえる中、高級ブランド「グッチ」の店頭に「ドラえもん」とのコラボ商品が並んでいるのが目についた。両者のコラボが発表されたときに「なぜグッチがドラえもんと?」と感じたし、2021年1月は緊急事態宣言の再発令によって客足が減っていた時期。かっこいいけれど、この価格で売れるのだろうかといぶかしんだ。

 しかし、ふたを開けてみると、多くのお客を集めて非常に好調だという。売り場で理由を聞いてみると、グッチのファンだけでなく、ドラえもんのファンがカードケースを購入していくなど、20代前半から30代前半までの新しいお客が集まったとのこと。

 同じ時期、グッチはアウトドアブランド「ザ・ノース・フェイス」とのコラボも行った。日本での販売はグッチのみで行われたが、ショップ内にコラボ専用コーナーを設け、インテリアや什器(じゅうき)も含めて世界観を表現。双方のブランドファンをはじめ、幅広い人気を集めた。これからもこういった異色のコラボは増えていくに違いないと思った。

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