
- 全5回
カインズのデジタル戦略と顧客体験
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- 第1回
- 2020.09.23
【特報】カインズが店外ロッカーで取り置き 24時間非接触受け取り オンラインショップで注文した商品を店外に設置したロッカーで24時間365日いつでも受け取れる――。ホームセンター大手のカインズ(埼玉県本庄市)が、米国の小売業界で導入が進むBOPIS(Buy Online Pick-up In Store)の新サービスを2020年9月中に開始することが分かった。 -
- 第2回
- 2020.09.24
カインズ高家社長「進めているのはDXではなくCX、全社改革だ」 「我々が進めているのはDX(デジタルトランスフォーメーション)ではなく、CX(コーポレートトランスフォーメーション)。全社改革だ」――。カインズが今デジタル戦略に舵(かじ)を切った理由について、高家正行社長は意外な言葉を口にした。その真意とは? -
- 第3回
- 2020.09.24
社員に「片仮名英語やめて」 カインズのデジタル拠点が表参道に ブランドショップが立ち並ぶ、東京・表参道の交差点からほど近い路地裏。ビルの1階には、“コーヒーハンター”の異名をもつ川島良彰氏が監修した豆を使ったコーヒーが楽しめるおしゃれなカフェがある。実はこのビルが、2020年1月にカインズが構えたデジタル戦略拠点「CAINZ INNOVATION HUB」だ。 -
- 第4回
- 2020.09.25
カインズ大改革の陰に強い危機感 デジタルで“新たな親切”創出 「カインズはIT企業になります」――。カインズが第3の創業をうたってデジタル戦略を推進するきっかけとなったのが、2018年の年頭挨拶で土屋裕雅会長(当時は社長)が突如ぶち上げた“IT企業宣言”。その原点は同社が第2の創業と呼ぶSPA(製造小売り)化戦略にあった。 -
- 第5回
- 2020.09.25
カインズ土屋裕雅会長「日本発のIT小売業のモデルをつくる」 カインズのSPA(製造小売り)化を指揮して成長させ、2018年に“IT企業宣言”をしてデジタル戦略の先鞭(せんべん)をつけた土屋裕雅会長に、「デジタルを経営の根幹に据える」意味や「今後のリアル店舗の価値」について聞いた。