日経クロストレンドでは、マーケティング・テクノロジー関連のオンラインセミナーに着目し、1月以降に開催されるものからピックアップしてカレンダーとしてまとめた。

 日本マーケティング協会は、2021年のヒット商品や話題になったことを基にして消費トレンドの根底にある人々の欲望を読み解くオンラインセミナー「欲望(Desire)視点から読み解く日本の消費潮流」を22年1月25日に開催する。講師は、電通が21年11月に発足させた消費者研究プロジェクト「DENTSU DESIRE DESIGN」のメンバーで消費潮流分析を担当する松本泰明氏(電通第2統合ソリューション局主任研究員)。

 昨今の消費者の間で起こるさまざまな消費トレンドを、調査データやケーススタディを踏まえて、背景にある消費者インサイト(洞察)の視点で読み解く。消費ニーズの源は「ほしい/したい」気持ちである「欲望」であり、その欲望を可視化・構造化して定量・定性的に把握することで、消費を促す新たな道筋を照らし出せるという。

 日本マーケティング・リサーチ協会が主催する2つのセミナーにも注目したい。1つ目が「第2回定性リサーチャーオンライン交流会」(1月11日)で、テーマは「定性リサーチの未来を展望しよう!」というものだ。定性カリキュラム小委員会メンバーによるパネルディスカッションでは、「ちょっと先~数年後の定性リサーチの未来予想図」について、活用分野、業種、テーマ、手法の多様性や、変化の激しい時代にあって未来の定性リサーチャーに期待される資質や人物像についてディスカッションする。

 2つ目は「ESOMAR定義による新セグメントとは?」(1月14日)で、副題は「あなたは生き残る側にいますか?」。日本マーケティング・リサーチ協会のパートナーであるヨーロッパ世論・市場調査協会ESOMARは、既存の市場調査領域に「テクノロジー主導調査」と「レポーティング」を加え、3大セグメントとした。これらのセグメントは、さらに8つのサブセグメントに分類されている。どんな企業がどんなインサイト提供サービスを展開しているのかを具体例に基づいて紹介するとともに、今後のリサーチャーのあり方について意見交換する。

 営業とマーケティングの分野に焦点を当てるカンファレンスも見逃せない。「SalesZine Day 2022 Winter」(1月25日~26日、翔泳社主催)では、ウィズコロナ時代の営業活動の鍵を握る「オペレーション」「イネーブルメント(総括的な取り組み)」に着目。社会情勢の変化にかかわらずワンチームで順応するための柔軟な部署間連携や、セールス・テック(Sales Tech)を活用したケーススタディを学ぶことができる。「セールス&マーケティング総合カンファレンス 2022」(1月26日、Innovation & Co.主催)では、コロナ禍後「非対面」が重視されるようになった中で「対面」を見直す動きに着目する。

 海外では、世界最大のデジタル見本市「CES 2022」(米国太平洋標準時22年1月5日〜7日、全米民生技術協会主催)のオンライン版の事前登録が21年12月から始まった。宇宙技術、フードテック、NFT(非代替性トークン)といった新分野も取り上げる。このほか、マーケティングの次のトレンドを先取りするためのマーケター向けのカンファレンス「The Year Ahead in Marketing」(米国中部標準時1月25日~27日、アメリカ・マーケティング協会主催)にも注目したい。

 以下、1月以降で開催が決まっているオンラインセミナーの中からピックアップして、国内と海外に分けて開催日順に紹介する。

マーケティング・テクノロジー関連で注目のオンラインセミナー

国内

1月11日 第2回定性リサーチャーオンライン交流会
テーマは「定性リサーチの未来を展望しよう!」。定性カリキュラム小委員会メンバーによるパネルディスカッションでは、「ちょっと先~数年後の定性リサーチの未来予想図」について、活用分野、業種、テーマ、手法の多様性や、変化の激しい時代にあって未来の定性リサーチャーに期待される資質や人物像についてディスカッションする。 ●主催:日本マーケティング・リサーチ協会 ●日時:1月11日(火)16:00~18:00 ●料金:会員1100円、非会員2200円(税込み)
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1月11日 越境ECウェビナーWeek
海外への販路拡大として「越境EC」を考えている方々や強化したい方々へ向けた、4日間の短期集中セミナー。越境ECをサポートする16社が講師を務める。具体的には、越境ECサービス、カート・パッケージ、ECサイト構築、出品支援・出品代行、B2B・販売代理店探し、物流、プロモーション、コンサルティングに関する各分野に精通した16社。※企業の詳細はサイトでご確認ください。 ●主催:Resorz  ●日時:1月11日(火)~14日(金)各日11:00~16:00 ●料金:無料
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1月12日 2022年こそDXで店舗運営力向上!
副題は「顧客体験を引き上げるデジタル活用」。リアル店舗がデータやデジタル活用を推進する重要性や、進め方・活用方法についてフォーカスしたイベント。講師は、DearOneセールスデザイン部 ゼネラルマネージャーの安田一優氏、Okage取締役CSOの碩(せき)典一氏、コニカミノルタジャパン マーケティングサービス事業部MS営業部の荒井勇輝氏ほか。 ●主催:DearOne、Okage、コニカミノルタジャパン  ●日時:1月12日(水)15:00~16:00 ●料金:無料
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1月13日 DXを未来のビジネスに結びつけるための情報収集利活用ノウハウ
自社や顧客の10年後の課題を予見するためのスキルと、「次」を想起するための情報収集・利活用のノウハウについての講義。投資家の視点やディスラプターの視点なども織り交ぜながら、目線を変えることの重要性についても触れる。講師は日本能率協会総合研究所MDB事業本部エグゼクティブ・フェローの菊池健司氏。 ●主催:新社会システム総合研究所 ●日時:1月13日(木)13:00~17:00(ライブ配信、アーカイブ配信のほか、会場受講、DVD受講あり) ●料金:3万3200円(税込み)
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1月13日 YOASOBIから学ぶこれからのコンテンツ・マーケティング
YOASOBIは、コンポーザーAyaseとボーカリストikuraによるクリエイターユニット。「小説を音楽にするユニット」YOASOBIのデビュー曲「夜に駆ける」は2.4億回再生を突破した。どうやってYOASOBIが生まれたのかなど、コンテンツ・マーケティングの成功要因を解説する。講師は、ソニー・ミュージックエンタテインメントREDエージェント部の屋代陽平氏と山本秀哉氏。 ●主催:日本マーケティング学会 ●日時:1月13日(木)19:00~21:00 ●料金:無料
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