Amazonをプライム会員になって使い倒すという人は多いだろう。プライム会員サービスを賢く使う方法が出てきている。鍵となるのはゴールドカード。さらに、2枚のカードを組み合わせることで最大限ポイント付与率を上げる方法も紹介する。

※日経トレンディ2020年8月号の記事を再構成

 2019年12月期の日本での売上高が前年比15・7%増の160億200万ドルと右肩上がりの成長を続けているAmazon。細かな制度変更やサービスの統廃合などが多く、得する法則や品ぞろえが“水面下”で常に変化している。

 まず、Amazonで得するクレカ選びの常識が変わってきた。基本的には、Amazon内での買い物で1.5%の還元が得られる年会費実質無料の「Amazon Mastercardクラシック」、ヘビーユーザーなら年会費1万1000円(税込み)はかかるが2.5%と高い還元率を誇る「Amazon Mastercardゴールド」の二択。しかし、19年4月にプライム会員の年会費が3900円から4900円へと値上げされたことで、以前よりもゴールドカードを持つうまみが増している。特に、現在プライム会員の年会費を支払っているユーザーの場合、裏技を駆使すると年間500円得する“逆転現象”が起こっているので要注意。未加入の人も、プライム会員は「Amazonフレッシュ」の月会費が無料化するなど特典が強化されており、検討の価値はある。

プライム特典強化

プライム会員専用のセール商品がある(左)500円の月会費が必要だった「Amazonフレッシュ」に新料金プランが導入され、プライム会員は無料で利用できるようになった。配送料も500円から390円へと減額された(右)
プライム会員専用のセール商品がある(左)500円の月会費が必要だった「Amazonフレッシュ」に新料金プランが導入され、プライム会員は無料で利用できるようになった。配送料も500円から390円へと減額された(右)
Amazonフレッシュの新料金プランが発表
Amazonフレッシュの新料金プランが発表

 仕組みはこうだ。Amazon Mastercardゴールドの年会費は、「マイ・ペイすリボ」への登録で半額の5500円に減額できる。さらに、カードの明細書をWEBに切り替えると、年会費が1100円も割引かれるため、年間4400円のコストでプライム会員の特典が使い放題となる。プライム会員の年会費4900円を支払うよりも500円安く済むというわけだ。

Amazonの新作法1

全ユーザー必携を推奨 ゴールドカードで2.5%還元

Amazonで還元率1.5%になる「Amazon Mastercardクラシック」(年会費実質無料)が王道。年会費1万円超だが、「Amazon Mastercardゴールド」(年会費1万1000円・税込み)は2.5%還元とヘビーユーザー向き
Amazonで還元率1.5%になる「Amazon Mastercardクラシック」(年会費実質無料)が王道。年会費1万円超だが、「Amazon Mastercardゴールド」(年会費1万1000円・税込み)は2.5%還元とヘビーユーザー向き

 さらに得するなら、「Orico Card THE POINT」(年会費無料)との2枚持ちも手だ。通常、オリコモールを経由してAmazonで買い物した場合は、0.5%分のオリコポイント付与にとどまるが、同カードを保有することで特別加算分の0.5%が上乗せされる。

 ポイント交換案内サービス「ポイ探」の運営者、菊地崇仁氏によると「特別加算分は、オリコカードで決済しなくても付与される。オリコモールを経由してAmazonを使い、Amazon Mastercardゴールドで決済すれば二重取りができて、計3.5%還元となり得だ」

Amazonの新作法2

オリコモール経由で得に 2枚持ちで1%上乗せ

「Orico Card THE POINT」(年会費無料)なら、オリコモール経由で1%分のポイントが得られる。他のクレカで決済時した場合でもモール分は獲得できる。Amazon Mastercardクラシックとの2枚持ちが正解だ
「Orico Card THE POINT」(年会費無料)なら、オリコモール経由で1%分のポイントが得られる。他のクレカで決済時した場合でもモール分は獲得できる。Amazon Mastercardクラシックとの2枚持ちが正解だ
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