※日経エンタテインメント! 2020年7月号の記事を再構成

日経エンタテインメント! の「タレントパワーランキング2020」。男性と女性に分けるとタレントパワーランキングはどう変わってくるのか。昨年から急上昇した人たちも含め整理してみた。

 今回の総合ランキングを「男性に人気のタレント」「女性に人気のタレント」という視点から見ると、どんな変化があるだろうか。

 男女それぞれのデータを調べてみると、どちらも1位はサンドウィッチマンだった。個人でも富澤たけしが男性5位、女性7位、伊達みきおが男女ともに9位とトップ10に入っている。彼らのほかに男女両方で10位に入っているのは新垣結衣(男性2位、女性5位)と綾瀬はるか(男性3位、女性4位)だけしかいないことからも、サンドウィッチマンの人気の高さが分かる。

 次に総合ではトップ10に入っていないが、男女に分けると10位以内に入るという人たちを調べてみる。

 男性ではイチロー(総合24位、男性4位)、有村架純(総合14位、男性6位)、出川哲朗(総合13位、男性7位)、広瀬すず(総合31位、男性10位)の4人。一方、女性は山下智久(総合48位、女性6位)と相葉雅紀(総合21位、女性8位)、北川景子(総合12位、女性10位)の3人。さらに、総合では100位までには入っていないが、男女どちらかのランキングで30位に入っているというところまで範囲を広げてみると、該当するのは男性では北野武(男性26位)、女性では平野紫耀(女性20位)だった。

 個人から離れて全体の傾向を見てみると、男性トップ30はお笑いタレントが数多くランクに入っていることが分かる。コンビとソロの両方で入っているサンドウィッチマンとダウンタウンを含めると計16組と過半数を占める(女性トップ30の中には5組)。女性トップ30で目立つのは男優の名前だ。山下智久、佐藤健生田斗真菅田将暉神木隆之介をはじめとする男優14人がランクに入っている。

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