※日経エンタテインメント! 2020年7月号の記事を再構成
日経エンタテインメント!の「タレントパワーランキング2020」から「急上昇」ランキングを紹介する。後半から出演した連ドラ『あな番』がヒットし、GP帯初主演も経験した横浜流星が1位に。『メンノン』モデルとして活躍する清原翔や、半沢直樹のドラマに出演した今田美桜も躍進した。主将のリーチマイケルを筆頭にラグビーの日本代表選手も4人、ランキング上位を占めた。
前年調査から「タレントパワースコア」を一気に伸ばした人たちがいる。それをランキング化したものが、上の表「急上昇TOP30」だ。「総合TOP100」にはまだ届かない人も多いが、1年で認知度と関心度が大幅にアップした、旬の顔ぶれが分かる。
今回の調査では、横浜流星が17.2ポイントスコアを伸ばして1位となった。昨年も「急上昇」14位で7.7ポイント上げており、今回のパワースコアは30.0。もう少しで「男優総合TOP30」に手が届きそうな勢いだ。19年は、GP帯連ドラ初レギュラーとなった1月期の『初めて恋をした日に読む話』で、深田恭子ふんするヒロインに恋をする不良高校生役で女性ファンを獲得。その後、4月から2クール放送された『あなたの番です』の後半戦に新キャストとして加わり、田中圭演じる主人公の相棒を好演した。『あな番』はミステリー作品ということもあり、伏線の回収や犯人予想の“考察”で人気が過熱。それに伴い、視聴率が上昇中の8月に、もともと高かった「関心度」はそのままに、「認知度」が跳ね上がった。
2位には、9月から日本で開催されたラグビーワールドカップでキャプテンを務めたリーチマイケルが続いた。こちらも17.0ポイントとスコアが急伸。ニュージーランド出身で、留学生として来日した高校時代から日本でプレーし、13年に日本国籍を取得している。3回目のW杯出場となり、チームを日本史上初のベスト8進出に導いた。日本が敗退した決勝トーナメントの南アフリカ戦は、41.6%という高視聴率を記録。5位の田中史朗、7位の堀江翔太、11位の姫野和樹と、スポーツの分野で「急上昇」に上がってきたのは、全員ラグビー日本代表選手だった。
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