新型コロナ渦によって自宅で料理をする人が増える中、売り上げを伸ばしている調理家電の一つが低温調理器だ。設定した温度で食材の中までむら無く湯せんで温められることから、牛肉や鶏肉などのうまみを逃がさずに調理できる点が人気の理由。愛用者の一人であるお笑い芸人「かまいたち」の濱家隆一さんに、低温調理器の魅力を聞いた。
※日経トレンディ2020年7月号の記事を再構成
低温調理器の存在を知ったのは、タクシーの中だったかな。座席にあるモニターに製品の広告が流れて、便利な料理グッズが出てきたなぁと気になったんです。それからしばらくして誕生日が来たので、今年はあれがプレゼントにほしいと思いついて家族にリクエスト。念願かなってつい最近「BONIQ Pro」を手に入れました。
濱家さんが選ぶ料理グッズ
時々家族や友人に振る舞うメニューにローストビーフやチャーシューがあるんです。ただ、ちょっと面倒だなと常々思っていた。というのも火入れの温度を一定に保つ必要があり、それが結構“むずい”んですよ。
「低温調理器なら、それが全自動で簡単にできるんか」と。ボクは、あんまり料理の道具にこだわる方ではなくて、強いて言えば自分専用の「ダマスカス包丁」を持っている程度。調理家電に手を出すのは本当に珍しいことでした。
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