ライフハックの手段を次々に考え、効率の良い仕事を追求するコンセプトクリエイターの小山龍介氏。驚くべきことに、7つ以上のディスプレイを使うことが効率化になるという。LGエレクトロニクスのウルトラワイドディスプレイ始め、驚きのデバイスを使ったテレワーク技を紹介する。
※日経トレンディ2020年7月号の記事を再構成
メインディスプレイ、Mac Book Pro、2台のiPad……ざっと数えただけでも7つ以上。仕事術やライフハックに詳しいコンセプトクリエイター小山龍介氏の自宅デスクには数多くのディスプレイが並んでいる。

まず目を引くのが中央に鎮座する49型のウルトラワイドディスプレイ「49WL95C-W」(LGエレクトロニクス)だ。画面の縦横比は何と「32:9」。27型ディスプレイを2つつなげたようなサイズで驚くほど左右に長い。さらにその右手前にはウルトラワイドディスプレイに接続した16型の「Mac Book Pro」(アップル)をスタンドに載せて置いている。
小山さんが選ぶAV機器 1
さらにテレワーク時のストレスの要因と見ているのが室内の「二酸化炭素濃度」だ。オフィスなどで「望ましい」とされる濃度は1000ppm以下だが、実際に小山氏が自宅の仕事部屋で計測してみたところ、作業を開始してしばらくするとその数値をオーバーしてしまったという。通常のオフィスはエアコンなどの換気設備で空気を入れ替えているが、在宅勤務でそこまで気にしている人は少ない。小山氏は二酸化炭素計測器をデスクに設置し、警告ランプが点灯すると窓を開けて換気をするようにしているという。
小山さんが選ぶAV機器 3それだけではない。右上にはポッドキャストや音楽を聴くための「iPad mini」(アップル)、左側にはポスト・イットアプリや手書きメモを主に使う「iPad Pro(11型)」(アップル)をそれぞれ専用のアームで固定。その他、オンラインビデオ会議で自分を映すためのデジカメや小型モニター、Amazon Echo Showまで、数多くのディスプレイがデスクの周りをぐるりと取り囲んでいる。
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