2021年度の「ふるさと納税」は12月31日まで申し込みが可能だ。ふるさと納税サイトでは、年末の駆け込み需要を取り込むための様々なキャンペーンが実施されている。その中でもお薦めのサイトと、お得なキャンペーンをピックアップする。

ふるさと納税サイトのキャンペーンでお得度アップ(イラスト/ぴーや)
ふるさと納税サイトのキャンペーンでお得度アップ(イラスト/ぴーや)

 全国の自治体に寄付をして、2000円の実質負担だけで様々な返礼品を受け取れる「ふるさと納税」。これから利用できる狙い目のキャンペーンを、サイトごとに取り上げていく。

ふるなび

アイモバイルが運営
アイモバイルが運営

 Amazonギフト券やPayPay残高に交換できる「ふるなびコイン」が、最大12%還元されるキャンペーンを実施している。期間は2022年1月31日まで。Amazon Payでの決済なら、クレジットカード決済より1%多く還元される。Amazon PayはAmazonギフト券で支払うと0.5%が還元される仕様なので、余っているAmazonギフト券を消費するのにもいいだろう。

キャンペーンの適用にはエントリーが必要
キャンペーンの適用にはエントリーが必要

 ふるなびでは、ポイント制の「ふるなびカタログ」も便利だ。寄付によりポイントが付与され、返礼品との交換は好きなタイミングで行える。返礼品を選ぶ時間がない人でもひとまず寄付ができ、複数の返礼品が一気に届くと保管や利用がしにくいといった悩みも解決できる。対象の自治体は限られるが、ポイントは一部自治体を除き有効期限がないので使い勝手がいい。

ふるさとチョイス

トラストバンクが運営
トラストバンクが運営

 返礼品の掲載数ナンバーワンのふるさと納税サイト。ふるさとチョイス限定の返礼品も数多い。決済方法に応じたキャンペーンが複数実施されている。

 Amazon Pay決済では、Amazonギフト券を支払いに利用するとAmazonギフト券が最大5%還元されるキャンペーンを21年12月31日まで実施。還元率が5%になるには期間中に50万円を超える寄付が必要なので、現実的なのは2%還元(期間中の寄付額1万円以上5万円以下)や3%還元(同5万1円以上10万円以下)あたりだ。また別途、Amazon PayのAmazonギフト券支払いによる0.5%還元も得られる。

 他にも12月31日まで実施するキャンペーンとして、au PAYで1万円以上支払うと1500円分のPontaポイントが1万人に当たる抽選や、楽天ペイで支払うと楽天ポイントを100万円分山分けといったものもあるが、得られる特典が未確定なので積極的に狙う必要はないだろう。

 ふるなびと同じく、ポイント制度もある。寄付額に応じてポイントが付与され、返礼品との交換は好きなタイミングで行える。キャンペーンのお得度はそれほど高くないが、返礼品の豊富さやサービスの充実度の面では有力な選択肢になるサイトだ。

楽天ふるさと納税

楽天市場のふるさと納税サービス
楽天市場のふるさと納税サービス

 各自治体が楽天市場の1つの店舗として扱われ、楽天市場の仕様に準じた還元が受けられる。楽天グループのサービスを使うほど楽天ポイントの還元率がアップするSPU(スーパーポイントアッププログラム)の最大15%還元に、その他のキャンペーンの還元を上乗せできる。

 楽天市場では例年、12月下旬に年末大感謝祭として買い回りイベントを実施。期間中に10店舗で買い物をすると、ポイント還元が10倍(基本還元1%+上乗せ9%)になる。この期間中の「5と0のつく日」に楽天カードで支払うと、さらに2%の還元が上乗せされる。SPUに加え、買い回りと5と0のつく日によって20%を大きく上回る還元も見込めるわけだ。楽天関連サービスを多く使っている人なら、他の追随を許さない高還元を期待できる。

Pontaポイントを1.5倍の価値にして寄付に充当

au PAY ふるさと納税

 au PAY ふるさと納税でお得度を高めるには、Pontaポイントが不可欠だ。Pontaポイントを50%増量でau PAYマーケット限定ポイント(au PAY ふるさと納税でも利用可能)に交換できる仕組みを利用する。1回当たりの交換上限は2000ポイントで、月に2回まで交換可能。つまり、月に最大4000円分のPontaポイントを6000円分の限定ポイントに交換できる。

 寄付額が6000円なら、実質33%オフになる計算だ。ふるさと納税で返礼品が一番多い金額帯の1万円の寄付の場合は、追加で4000円の手出しが必要になるが、それでも実質20%オフとお得度が高い。また、交換した限定ポイントの有効期限は約1カ月あるので、2カ月分の最大1万2000円分をまとめて寄付に充てることも可能だ。

 au PAY ふるさと納税のサイトにアクセスする際に、各種のポイントサイトを経由するとさらにお得。5%前後の高い還元率をポイントサイト側で上乗せできるケースもあるので、必ずチェックしておこう。

ふるさとプレミアム

ユニメディアが運営
ユニメディアが運営

 選べる2種類のキャンペーンが21年12月31日まで実施されている。1つ目はAmazonギフト券をもらえるキャンペーン。通常の寄付では7%相当、ふるさとプレミアムクラウドファンディングの寄付なら10%相当のAmazonギフト券が受け取れる。さらに支払い方法がAmazon Payであれば、1万円分のAmazonギフト券が100人に当たる抽選も受けられる。

 2つ目はQUOカードPayのデジタルギフトがもらえるキャンペーン。通常の寄付では8%相当、ふるさとプレミアムクラウドファンディングの寄付なら11%相当が受け取れる。

どちらを選ぶにしてもエントリーが必要なので、忘れないように
どちらを選ぶにしてもエントリーが必要なので、忘れないように

 なお、ポイントサイトを経由した場合は本キャンペーンが優先適用され、ポイントサイト側の還元は無効となるので注意したい。

Yahoo!ショッピング版さとふる

さとふるは本家サイトの他に、Yahoo!ショッピングにも出店している
さとふるは本家サイトの他に、Yahoo!ショッピングにも出店している

 さとふるは、本家サイトよりもYahoo!ショッピング内の店舗の方がお得になるケースがよくある。Yahoo!ショッピングでは21年12月27日まで年末大感謝祭を実施しており、Yahoo!ショッピング版さとふるも対象となっている。

 お薦めの利用日は、ズバリ12月19日だ。この日は日曜日特典で還元率が+5%。そして「倍!倍!ストア」の対象日でもあるため、さらに5%が加算される。年末大感謝祭の期間中は誰でも+2%なので、特別な条件を満たさなくても計12%の上乗せを得られるのだ。

 もちろん、基本のストアポイント1%やYahoo!プレミアム会員の+2%など常設の還元も受けられる。12月12~18日に倍!倍!ストアで買い物をしていれば2%加算など、事前条件を満たしてるとよりお得だ。PayPay残高で支払うと、最大100%還元が当たるペイペイジャンボの抽選対象にもなる。見逃せないチャンスだ。

ふるさと本舗

ふるさと本舗が運営
ふるさと本舗が運営

 寄付申し込みフォームの決済情報入力画面で、キャンペーンページに記載されたコードを入力して申し込むと、寄付額1万円以上で6%相当、3万円以上なら8%相当のAmazonギフト券が受け取れる。期間は21年12月31日まで。

 ポイントサイトを経由すると同キャンペーンの対象外になってしまうので注意が要る。また、決済方法はクレジットカードのみが対象となっている。PayPay残高で支払うとペイペイジャンボの対象になるが、キャンペーンのAmazonギフト券はもらえなくなるので避けた方がいいだろう。

 これから年末までに間に合う、ふるさと納税のお得なキャンペーンについて解説してきた。実質負担が2000円で済む控除上限の寄付額までまだ余裕がある人は、ぜひとも参考にして返礼品を楽しんでほしい。

注)情報は2021年12月中旬時点。サービス内容は今後変わる可能性がある

(画像は各サービスのサイトから)

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