ローソンとファミリーマートでは、各種のポイントをお得な商品引き換えクーポンに交換できる。ローソンの「お試し引換券」は“ポイ活”の定番ワザとしておなじみだ。そして2021年6月から、ファミリーマートでも「お試しクーポン」が開始された。両サービスの使い方と、ローソンで6月30日から始まる一段とお得なキャンペーン「お試し引換券祭」について解説する。

ローソンのお試し引換券は、アプリの他に店頭端末のロッピーでも発行できる(イラスト/ぴーや)
ローソンのお試し引換券は、アプリの他に店頭端末のロッピーでも発行できる(イラスト/ぴーや)
[画像のクリックで拡大表示]

 ローソンの「お試し引換券」とファミリーマートの「お試しクーポン」、基本的な仕組みはほぼ同じだ。どちらも、ポイントを利用して発行したクーポン(商品引き換え券)と対象商品とを店舗で交換できる。交換レートは1ポイント当たりおおよそ2円から3円ほど。例えば、50ポイントで108円の菓子のクーポンが獲得できるなど、ポイントの価値を容易に2倍以上に高められるとあって、お得度はかなり高い。

利用できるポイントは

 ローソンではPontaポイントとdポイントの2種類に対応している。一方、ファミリーマートではdポイント、楽天ポイント、Tポイントの3種類に加えて、なんとスマホ決済のFamiPay(ファミペイ)の残高でもクーポンが獲得可能となっている。ファミペイ残高には現金でチャージできるため、実質的に現金でクーポンを購入しているようなものだ。どのポイントも十分に持っていないという人でも、手軽に参加できるのは利点となる。

 ローソンのdポイント、ファミリーマートのdポイントと楽天ポイントは期間限定ポイントも使えるのがいい点。特に、これまで1ポイント=1円を超える使い道が存在しなかった期間限定の楽天ポイントに、お得な出口が誕生したのはうれしい。

クーポンの発行方法は

 ローソンのお試し引換券の発行方法は主に2つ。ローソンアプリから、またはローソン店舗に設置してある端末「Loppi(ロッピー)」から発行できる。アプリでは1度に3商品までしかクーポンの発行(24時間有効の交換予約)ができないが、ロッピーからであれば発行数の制限は無い。一部の対象商品はロッピーからしか発行できないものもある。

 ファミリーマートのお試しクーポンは、現在のところファミペイアプリからの発行(24時間有効の交換予約)のみ。ローソンと同じく、1度に3商品までの制限がある。商品と交換した後は、その空いた枠で新たに別のクーポンを発行できる(ローソンアプリでも同様)。

左がローソンアプリのお試し引換券、右がファミペイアプリのお試しクーポンの画面。好きな商品を選んでポイントと交換する。クーポンの数には限りがあり、上限数に達してグレーアウトしてる商品は交換できない
左がローソンアプリのお試し引換券、右がファミペイアプリのお試しクーポンの画面。好きな商品を選んでポイントと交換する。クーポンの数には限りがあり、上限数に達してグレーアウトしてる商品は交換できない
[画像のクリックで拡大表示]

対象商品のラインアップは

 ローソンのお試し引換券は毎月100商品以上が対象となっており、ローソン店舗で配布される無料の広報誌やホームページで月間の発行日時や対象商品の予定がすべて確認できる。商品ジャンルも食品、飲料、酒類、雑貨などバラエティーに富む。

 ファミリーマートのお試しクーポンは、サービスが始まった21年6月には60商品が登場。「ファミチキ」や「ファミコロ」などのホットスナックや、ファミリーマートコレクションの菓子など自社製品の割合が多い印象だ。こちらは、どんな商品のクーポンがあるのか、いざ発行されてみないと分からない。発行のタイミングも事前に知らされないので、ローソンに比べると少々不便だ。

■2社の商品引き換えクーポンを比較
■2社の商品引き換えクーポンを比較
[画像のクリックで拡大表示]

 比べてみると、ファミリーマートは利用ポイントの選択の幅が広いものの、その他の部分ではローソンの方が優位な点が多い。

 そしてローソンには、もう一つ大きな魅力がある。それは、お得度がさらにアップするキャンペーン「お試し引換券祭」が不定期に開催されることだ。次回は、21年6月30日の朝10時からスタートする。

待望の「お試し引換券祭」。スマホくじを併用してより得に

 ローソンのお試し引換券祭は、お試し引換券の“強化版”が期間・数量限定で提供されるというもの。通常のお試し引換券では100円程度の商品は50ポイント、200円程度の商品は90~100ポイントなど、1ポイント=2円程度のレートに調整されていることが多い。しかし、お試し引換券祭では使用ポイント数が統一される(酒類は除く)。100円の商品も50ポイント、200円を超える商品でも50ポイントでの引き換えが可能だ。シンプルに高額な商品ほど得になる。

 酒類については、だいたい販売価格の半額相当のポイント数に設定されている。180~190円程度のサワー缶は90ポイント、240~260円程度のビール缶は120ポイントなどだ。以前は酒類も一律50ポイントだったが、今回から商品ごとにポイント数が設定されるようになった。それでも、通常時のお試し引換券よりお得度は高い。お試し引換券祭での酒類のクーポン交換開始はその他の商品とタイミングが異なり、今回は7月1日の17時からとなる。

 こうした交換レートのアップだけでもうれしいところだが、お試し引換券祭の醍醐味は「スマホくじ」が同時開催されることにある。

 スマホくじは、1会計での購入700円(税込み)ごとにくじが引けるキャンペーン。レシートに印字されるコードをLINEアプリ経由で入力することで、様々な応募コースの抽選に参加できる。21年6月30日から始まるスマホくじでは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の「貸切ナイト」への招待やUSJオリジナルグッズが当たる「USJコース」や、ローソンで取り扱っている商品の無料クーポンが当たる「商品引換券コース」などがある。

 この700円というのは、「支払額」ではなく「商品価格の積算」。つまり、お試し引換券で無料交換した商品だけでも、1会計で700円分に達していればスマホくじの対象になる。仮に50ポイントで平均180円ほどの商品を4つ引き換える場合、合計の商品価格は720円となり、スマホくじがレシートに印字される。本来700円かかるところ、200ポイントの出費でくじが引けるのだ。

 さらに、抽選コースを商品引換券コースにすれば、スマホくじが再度引きやすくなる。くじで当選した無料クーポンで交換した商品も積算対象になるので、700円到達のための“原資”となる。当選する商品の中には販売価格700円以上の高額なものも含まれており、一撃で再度スマホくじが引けるという展開もあり得る。

食品や飲料、雑貨など様々な商品の無料クーポンが抽選で当たる。当選が約540万枚と多く、特にキャンペーンの序盤は当たりやすい
食品や飲料、雑貨など様々な商品の無料クーポンが抽選で当たる。当選が約540万枚と多く、特にキャンペーンの序盤は当たりやすい
[画像のクリックで拡大表示]

 その他のクーポンなどによる交換商品も積算対象になる。最近はオンライン懸賞などでもコンビニの無料クーポンが頻繁に配布されているので、持っていればこの機会に使っておきたい。通常の商品購入にお試し引換券やスマホくじの獲得クーポンなどをうまく組み合わせて、くじを引く機会を効率良く増やすのがいい手だ。

 なお、ローソンの買い物では、税別200円ごとに1~2ポイント(dポイントまたはPontaポイント。時間帯により付与数が異なる)がたまるが、これも支払額ではなく商品価格の合計に対しての付与となる。お試し引換券やクーポンの利用で支払いが200円に満たないとしても、ポイントカードはしっかり提示しよう。また、21年6月29日から、dポイントカードの提示でポイントが最大10倍(付与率5%)になるキャンペーンも始まっている(7月12日まで。対象店舗はローソン、ナチュラルローソン、ローソンストア100)。こちらも必ずエントリーしておきたい。

 お試し引換券祭に参加するうえでの注意点もある。まず、お試し引換券は対象商品1種類につき1日1点までしか発行できない。同じ商品を2つ引き換えることはできない仕様だ。ただし、Pontaアカウントとdアカウントのそれぞれで1点という条件のため、アカウントを切り替えることで同じ商品のお試し引換券を2点発行できる。

 ローソンアプリでは、Pontaとdポイントの両方のアカウントを登録して随時切り替えられる。1つのポイントで通常1度に3点までしか発行できないお試し引換券も、Pontaポイントとdポイントを併用すれば合計6点獲得可能だ。ロッピーを使う場合は、Pontaとdポイントのカードをそれぞれ読み取らせてお試し引換券を発行すればいい。

 また、お試し引換券祭では価格が高い商品(お得度が高い商品)から早々に予約数が埋まってしまうことが多い。しかし、ローソンアプリで発行したお試し引換券は24時間で予約期限が切れるので、引き換えられなかった一部のお試し引換券が翌日に復活することがある。狙いの商品を取り逃しても、開始時刻の24時間後にアプリをのぞいてみるとお試し引換券を獲得できるかもしれない。

 このように、お試し引換券祭は交換レートがアップするだけでなく、スマホくじの存在によりお得のサイクルが生まれ、何重にも楽しめるキャンペーンとなっている。ポイントの最も強力な使い方を、ぜひとも体感してほしい。


注)情報は21年6月下旬時点。サービス内容は今後変わる可能性がある

(画像は各サービスのサイトやアプリから)