スマホ決済サービスのPayPayが2021年3月28日まで実施するキャンペーン「超PayPay祭」。実店舗やオンラインショップでの買い物で、20%以上の還元が受けられる大チャンスだ。さらに店舗によっては、10%や20%の上乗せ還元もある。キャンペーンをうまく活用する支払い方と注意点、そしてセブン-イレブンでの上乗せ還元をより効率良く得るテクニックを解説する。

超PayPay祭の上乗せ還元で、より得できる使い場所の一つがセブン-イレブンだ(イラスト/ぴーや)
超PayPay祭の上乗せ還元で、より得できる使い場所の一つがセブン-イレブンだ(イラスト/ぴーや)

 PayPayは2021年3月28日まで、ヤフーLINE経営統合記念と銘打ったキャンペーン「超PayPay祭」を実施している。実店舗とオンラインショップどちらも50以上の加盟店が参加し、PayPayの決済利用でお得な還元を受けられる。

 ベースが20%還元と基本的な使い方だけでもメリットは大きいが、ここでは上乗せ還元がある店舗の代表格・セブン-イレブンで、一工夫を加えてもっと得する方法も紹介しよう。いかに効率良く還元を得るかを考え、情報を集め、実行することが、“ポイ活”のレベルアップを目指す上では欠かせないのだ。

多彩なキャンペーンが複合する。還元率や付与上限、開催期間などは店舗により異なる
多彩なキャンペーンが複合する。還元率や付与上限、開催期間などは店舗により異なる

 超PayPay祭の中軸となるのは、「PayPay加盟店で20%戻ってくる」キャンペーンだ。一部の対象外店舗を除き、実店舗、オンラインショップを問わず支払額の20%が還元される(残高の一種であるPayPayボーナスを後日付与)。対象外店舗は、大手だと日本郵便、ノジマ、モスバーガーなどごく一部だ。

 還元の付与上限は1000円相当まで。5000円の支払いまで20%還元が受けられる計算だ。利用者の属性によっては還元率や付与上限の優遇があり、ソフトバンク/ワイモバイルのスマホ利用者は30%還元・付与上限2000円相当となる。この場合、6667円の支払いまで30%還元が受けられる。新規登録者や半年間利用がない人の場合はさらに優遇が大きい。

ソフトバンク/ワイモバイルのスマホ利用者がPayPayに新規登録した場合は、50%還元・付与上限3000円相当に
ソフトバンク/ワイモバイルのスマホ利用者がPayPayに新規登録した場合は、50%還元・付与上限3000円相当に

 そして注目なのは、この基本の還元に加えて、加盟店ごとの独自のキャンペーン分が上乗せされる点だ。対象店舗の中で特に利用者が多いであろう、セブン-イレブンにスポットを当てて解説しよう。

 セブン-イレブンでは独自に10%還元キャンペーンも実施されているため、基本が20%還元の場合は合わせて30%還元となる。また、ソフトバンク/ワイモバイルのスマホ利用者やYahoo!プレミアム会員は上乗せの還元率が20%に上がり、基本が20%なら合計40%に、基本が30%なら合計50%に還元率が高まる。

 ただし、この上乗せ還元を受けるためには、セブン-イレブンアプリ内のPayPay決済を利用する必要がある。21年2月25日にアプリに搭載された新機能だ。セブン-イレブンアプリでは、レジでバーコードを提示することで「セブンマイル」がたまったり(税別200円につき1マイル=1円分)、値引きクーポンや商品引き換えクーポンが配布されたりする。セブン-イレブンでの買い物には欠かせないアプリだ。

 PayPay機能が新たに搭載されたことで、従来は「セブン-イレブンアプリのコード提示」→「PayPayアプリのコード提示」と、レジで2つの手順を踏む必要があったものが、1つのアプリかつ一度の提示で済むようにユーザビリティーが改善された。今回のキャンペーンは、このPayPay決済機能を周知する狙いもあるのだろう。こうした上乗せ還元がある店舗で使えば、お得度はより大きい。

通販サイトの商品も還元対象になり、さらにお得度アップの技も

 そもそもコンビニの商品は単価が高いので、還元率が良くてもあまり得ではないという意見もある。そんな人にお勧めしたいのが、「セブンネットショッピング」の活用だ。本やCD、DVDなどを取り扱う通販サイトで、購入した商品をセブン-イレブン受け取りにすれば送料は無料となる。24時間、好きなときに受け取れて便利だ。

 そしてサイトでの注文の際に、支払い方法を「店舗受取り時支払い」に指定することで、店頭でPayPayによる決済が可能になる。つまり、通販サイトの幅広い商品ラインアップも30%以上の還元対象にできてしまうというわけだ。

セブンネットショッピングでは書籍、雑誌、コミック、CD、DVD、ゲームなどを注文して、セブン-イレブン店舗で受け取れる
セブンネットショッピングでは書籍、雑誌、コミック、CD、DVD、ゲームなどを注文して、セブン-イレブン店舗で受け取れる

 さらに、セブンネットショッピングを使うことの利点がもう一つある。「モッピー」や「ライフメディア」といったポイントサイトを経由してセブンネットショッピングで買い物すれば、ポイントサイト側でも購入金額の2~3%分ほどのポイントが獲得できる。これは、セブン-イレブン店舗で直接買い物していては得られないメリットだ。PayPayによる30%とポイントサイトによる2~3%、さらにセブンネットショッピングでのnanacoポイント付与、セブンマイルの獲得などを合わせると、実に33%を超える還元が期待できる。

 ただし、還元の付与上限には注意が必要だ。キャンペーン期間中の上乗せ還元分の付与上限は2000円相当だが、1回当たり200円相当という制限も付いている。10%還元なら1回2000円の、20%還元なら1回1000円の支払いまでが還元対象となる。

例えば1回の会計で3000円を支払っても、200円相当しか還元されない。買い物の機会や会計を分ける工夫がいる
例えば1回の会計で3000円を支払っても、200円相当しか還元されない。買い物の機会や会計を分ける工夫がいる

さらにお得に買い物ができる3月27、28日を狙う

 超PayPay祭の開催期間は3月28日までだが、ラスト2日間はさらにお得なフィナーレイベントが実施される。セブン-イレブンでは27、28日の両日は上乗せの還元率が5%アップし、上乗せ分の付与枠が26日までの上限2000円相当とは別に、ラスト2日間で上限1000円相当まで利用できる。

 さらに、抽選で決済金額の最大100%還元(上限10万円相当/回および期間)が当たる全店対象「フィナーレジャンボ」も同時開催される。3回に1回の確率で、1等100%還元、2等10%還元、3等1%還元のいずれかが当たるというものだ。セブンネットショッピングの商品の受け取りを27、28日に調整すれば、理論上は還元率38%以上+最大100%還元が当たる抽選を受けられる。

 最後に、超PayPay祭ではPayPayの支払い方法の設定に注意しておきたい。PayPay加盟店での還元やセブン-イレブンでの還元、ラスト2日間のフィナーレジャンボなどは、共通して「PayPay残高」「ヤフーカード」「PayPayあと払い(一括のみ)」での支払いがキャンペーン対象となる(オンラインショップの場合はPayPay残高での支払いのみ)。PayPayの支払い方法をヤフーカード以外のクレジットカードに設定している場合、対象外になってしまうので気を付けたい。

ヤフーカード以外のクレジットカードと連係して使っている場合はキャンペーン対象外なので注意
ヤフーカード以外のクレジットカードと連係して使っている場合はキャンペーン対象外なので注意

 今回はセブン-イレブンに絞って解説してきたが、松屋や日高屋などの飲食チェーンで10~25%上乗せ還元、各種ドラッグストアで10~25%上乗せ還元(3月19日から)などもあり、超PayPay祭はとても汎用性が高くお得なキャンペーンだ。PayPayを最近積極的に使っていなかった人も、このチャンスは見過ごせない。

(画像はPayPayの公式サイトから)