2021年、ビールをたる詰めにしてデリバリーする産直サービスが、クラフトビールの飲み方を変える。本格稼働間近の「ビールの縁側」は注目サービスの1つ。購入できるブルワリーは35社以上あり、色々なビールと出合えるのが魅力だ。21年春には、温度管理機能などを備えた本格サーバーから飲める「DREAM BEER」もサービス開始を予定する。
※日経トレンディ2021年3月号の記事を再構成
マイクロブルワリーが発売する多くのクラフトビールが選び放題。購入したビールはたるで届き、自宅でビアパブさながらにサービングして新鮮な一杯を飲める——。2021年、たる詰めのビールをデリバリーする産直サービスが相次ぎ登場し、クラフトビールの新たな楽しみ方を提案する。
まず注目なのが、21年2月24日の本格稼働を予定する「ビールの縁側」(原田産業)だ。購入できるブルワリーはFar Yeast Brewingなど35社以上を予定し、サービス開始後も順次増える。1つのサイトで色々なクラフトビールと出合い、買えるメリットも大きい。
利用登録すると専用だるからグラスなどにサービングするためのポンプが届き、注文したビールはたるに入った状態で送られてくる。登録は無料。1注文ごとに購入代金を支払う仕組みで、ビールの価格は各ブルワリーが設定する。料飲店のクラフトビールより手頃な価格で、タップから注いで飲むことができる。
自宅向けに出来たて生ビールをたるで届けるサービスでは、大手のキリンビールが「KIRIN Home Tap」で先行して人気を集めているが、その流れがクラフトビールの世界に押し寄せている格好だ。
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