スマートウォッチには、運動を続けるモチベーションアップになる機能が目白押しだ。目標を達成すると通知が来る、心拍や睡眠計測ができる、コース記録ができるGPS付きであるのが望ましい。運動が続くという観点で、Fitbit、サムスン電子、Xiaomi(シャオミ)などを比較した。

※日経トレンディ2020年5月号の記事を再構成

運動する人向けの機能がそろう「Fitbit Versa 2」
運動する人向けの機能がそろう「Fitbit Versa 2」

 健康診断の結果、血圧などが基準値を超えてしまった人は、特に睡眠と運動に気を配りたい。最近はそれを促してくれるスマートウオッチが増えている。歩数などが設定目標に到達すると、通知が来るのだ。そこで今回は心拍数、睡眠計測ができる4機種をピックアップ。日常生活で身に着け、運動意欲がどれほど上がるかチェックした。

 モチベーションアップの機能が充実しているとまず感じたのは、Fitbit Versa 2だ。運動リマインダー機能をオンにすると、1時間動きが無い場合、「この1時間であと何歩歩きましょう」という通知が、1時間ごとの時間帯が経過する10分前に届く。目標達成時の通知も派手。連係したスマホアプリでも「目標達成! 誰が最強か見せてやりましょう」といったメッセージが見られ、次の日も頑張ろうという意欲が生まれた。

 心拍数計測を活用した有酸素運動レベルの表示も、モチベーションが上がる仕掛けの一つだ。心拍数と年齢や性別、体重などの情報から、最高負荷での運動時にどれだけ有効に酸素を活用しているかを表す最大酸素摂取量を推定。数値が大きいほど運動能力が高いことを示すため、このスコアを基に有酸素運動の体力レベルを6段階で評価している。同じ性別、同じ年代と比較して、自分がどのくらいの位置にいるかも分かり、競争心があおられる。

やる気にさせる機能多数 競争心をあおる仕掛けも

Fitbit Versa 2(Fitbit)

ディスプレイ/有機EL(解像度非公表)、重さ/約40グラム、実勢価格2万5030円(税込み)
ディスプレイ/有機EL(解像度非公表)、重さ/約40グラム、実勢価格2万5030円(税込み)

 1時間動きが無い場合のリマインダーや、歩数目標を達成した際のメッセージなどが充実。ランニングなどエクササイズは15種類以上用意し、水泳にも対応。水深50mまでの耐水仕様だ。駆動時間が長めな点も評価できる。ただし、GPS機能は非搭載。

目標を達成した際に表示されるメッセージ(左)心拍数などからVO2 maxを推定し、有酸素運動の体力レベルを算出。同年代と比べた自分のレベルが分かりやすくグラフで示される(右)
目標を達成した際に表示されるメッセージ(左)心拍数などからVO2 maxを推定し、有酸素運動の体力レベルを算出。同年代と比べた自分のレベルが分かりやすくグラフで示される(右)

 Versa 2の難点は、GPSが搭載されておらず、トレーニングコースの記録はスマホを持った状態でしかできないこと。スマホを持って走るのは本末転倒で、せっかく走ったコースを記録したいというランナーも多いだろう。次ページで、GPS機能が付いた商品を紹介する。

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