
全6回
withコロナ リアル店舗の大変革
新型コロナウイルスとの共生を前提にしたとき、リアル店舗のオペレーション、接客、オンラインとリアルの使い分けなど、あらゆる戦略が変わってくる。外食業界では、業態の在り方そのものの見直しが進んでいる。ロボットの活用も本格化するだろう。建築設計すらも変わってくる可能性がある。リアルの店舗を中心に事業展開してきた企業にとって、今後どんな施策が必要か、どこまで可能か。withコロナ時代のリアル店舗の在り方を考える。
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第1回2020.06.29三越伊勢丹 Zoom接客でランドセル成約5割、見えた「売れる商材」withコロナを前提にしたとき、リアル店舗における接客やオペレーションなど、様々な面で従来のやり方を見直さざるを得ない。リアルの店舗を事業の核に置いていた業種・業態にとって今後どんな施策が必要か、どこまでの変革が可能か。百貨店、外食──withコロナ時代への対応に試行錯誤する企業の最前線を取材した。
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第2回2020.06.29レストランがクラウド化 無店舗飲食店「クラウドキッチン」とは新型コロナウイルス対策のため、休業要請や外出自粛が拡大したことで大きなダメージを受けた外食業界。緊急事態宣言が解除され、少しずつ客足は戻りつつあるが、以前と同じ売り上げを確保できるかどうかは不透明だ。そうした中、新しい飲食店の営業形態「クラウドキッチン」が拡大中だ。
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第3回2020.07.01日本流「ロボット接客」最前線 完全コンタクトレス居酒屋誕生へコロナ禍で人と人との密な接触を自粛する動きが広がり、飲食店や小売店は大打撃を受けた。そんな中、注目を集めるのが、ロボットやアバターを使った“コンタクトレス(非接触)”な接客だ。単なる接触回避にとどまらず、リアル店舗の価値をより高める可能性もある。ロボット接客の最前線を追った。
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第4回2020.07.01ドライブインシアター復活 3密防ぎ、屋外で得る特別な映画体験かつて人気だったドライブインシアターが、コロナ禍の中で再び盛り上がりを見せている。2020年6月、東京タワー下で開催したシアターはチケットが3分で売り切れた。「車」という閉鎖空間で、ソーシャルディスタンスを保ちながら映画を鑑賞できるだけでなく、映画館とはひと味違う体験を得られる。。
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第5回2020.07.03検温自動化や3密回避 新型コロナ対策ITツール5選来店者の検温やマスク着用チェックを自動化したり、店内の3密回避を推進したりする新型コロナウイルス対策のITソリューションが各社から相次いで登場している。店舗以外に、さまざまな施設やオフィスなどでもニーズはありそうだ。
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第6回2020.07.03高級タオル店のZoomストア 新規客開拓に効果、触感の伝え方が鍵タオルメーカーIKEUCHI ORGANIC(イケウチオーガニック)は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、約2カ月間、直営全4店を休業した。苦肉の策で始めたZoomによる接客販売が新規客の獲得に寄与。恒例の工場見学もZoomで配信するなど、リアル店舗とオンライン接客の「二刀流」に力を入れる。池内計司代表の勝算とは?