
新・Watcher 中国テックジャイアント
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- 2022.05.13
ファーウェイ 採掘業用OS「鉱鴻」の実装を加速し安全性向上へ 中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)は現在、中国の国有石炭大手「神華集団」と国有発電大手「国電集団」が合併した「国家能源投資集団(CHN ENERGY)」と連携し、2021年9月14日に発表した採掘業用OS(基本ソフト)「鉱鴻(クアンホン)」を実装して、成果を出している。炭鉱企業は、クアンホンを導入することで、炭鉱関連業務をスマート化し、設備およびシステムの安全性や信頼性を向上させることができる。 -
- 2022.05.06
テンセント スマート作文アシスタントの公開トライアルを開始 中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)のAI(人工知能)研究開発組織「AI Lab」は2022年4月7日、スマート作文アシスタント「文涌(Effidit)」の一般向け公開トライアルを開始した。Effiditは、AI技術を通じて、作文者の思考を広げて表現を豊かにすることをサポートし、文章の作成と編集の効率を向上することができる。AI Labは今後、自然言語処理(NLP)技術のより深い開発に努め、Effiditの各機能の改善を図っていく。 -
- 2022.04.26
アリババ AIで風力発電所の風速と発電効率の予測精度をアップ 中国EC最大手のアリババ集団の研究機構「達摩院」(ダモアカデミー)は2022年3月21日、風力発電所の風速と発電効率の正確な予測ができるAI(人工知能)アルゴリズムの研究開発に成功したと発表した。このアルゴリズムは、平原や山地、そして海岸などの異なる地形での風速のみならず、風力発電所の発電効率も正確に予測ができる。山地のような複雑な環境下において、予測精度の向上により、風力発電所の発電効率をこれまでより20%以上向上させることができた。 -
- 2022.04.19
バイドゥ 中国国内初のメタバースマーケティング空間を発表 中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)は2022年3月30日、中国大手広告・PR企業「藍色光標(ブルーフォーカス)」と共同で自社開発のメタバースアプリ「希壤(シーラン)」上に構築したマーケティング空間「藍宇宙」を発表した。中国国内では、初となるメタバースマーケティング空間だ。藍宇宙では、バーチャルヒューマン、NFT(非代替性トークン)、バーチャル空間の3つの技術的要素を結合させている。 -
- 2022.04.11
ファーウェイ スマート海洋5Gネットワークの構築を支援 中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)は現在、中国福建省にて国有通信最大手の中国移動(チャイナモバイル)傘下の福建移動と連携し、高速通信規格「5G」の海洋広域ネットワークソリューションの実装に取り組んでいる。この実装により、今まで陸地での普及に尽力してきた5Gネットワークの実用化を海上でも進め、「5G養殖」などの新たな5Gビジネスの創出、海洋エコシステムや産業の成熟化を推進していく。 -
- 2022.04.05
テンセント カーボンニュートラル目標で2つの取り組みを発表 中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)は2022年2月24日、「テンセント・カーボンニュートラル目標&ロードマップリポート」を発表した。テンセントが掲げるカーボンニュートラル目標では、2030年までに実現を目指す2大項目が掲げられている。それは、「自社の運営およびサプライチェーンにおける全面的なカーボンニュートラルの実現」と「100%グリーン電力稼働の実現」だ。そのための取り組みを紹介する。 -
- 2022.03.29
アリババ 地球科学クラウドプラットフォーム「AI Earth」を発表 中国EC最大手のアリババ集団の研究機構「達摩院」(ダモアカデミー)は2022年3月3日、地球科学クラウドプラットフォーム「AI Earth」を開放し、試験的にサービス提供すると発表した。人工衛星から得られるリモートセンシングデータやAI(人工知能)アルゴリズム、高性能なクラウドコンピューティング、データ保存などの技術を統合し、農業災害や気候変化、そして水質の分析などの研究をワンストップでサポートするものだ。 -
- 2022.03.22
バイドゥ 一般向け「ロボタクシー」サービスの拡大を加速 中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)は2022年2月27日、中国山西省陽泉市での自動運転タクシー(ロボタクシー)配車サービスプラットフォーム「蘿蔔快跑(ルオボークワイパオ)」の一般向け有料サービスの開始を発表した。バイドゥは、同都市内でまず停留所を30カ所設置し、陽泉高新区政務センターを中心に、政府業務や一般市民の通勤といった移動の需要に応えていく。 -
- 2022.03.14
ファーウェイが考える工業インターネット 何を目指す? 中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)は2022年2月23日、自社の工業インターネットプラットフォーム「Fusion Plant」が、中国政府の中国工業情報化部(工信部)の「2021年業界・領域をまたぐ工業インターネットプラットフォーム」に選出されたと発表した。3年連続の選出となる。Fusion Plantは、工業関連企業のビジネスをサポートするだけでなく、産業全体を見据えた発展を志向している。 -
- 2022.03.07
テンセント 北京五輪を機に3D手話デジタルヒューマンを導入 中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)は、2022年2月4日から実施された北京冬季五輪・パラリンピックにおいて、自社で設計・開発を手掛けた、AI(人工知能)を使った3D手話バーチャルヒューマン「聆語(リンユー)」の提供を開始した。試合の生放送後に、中国中央電視台のビデオアプリ「央視頻APP」にて、リンユーが中国の聴覚障害者に向けて手話で実況を届ける。 -
- 2022.02.28
アリババの北京五輪向けデジタルヒューマン「冬冬」の実力は 2022年2月4日から開催された北京冬季五輪・パラリンピックでは、デジタルヒューマン「冬冬(ドンドン)」がプロモーション活動で活躍した。ドンドンは中国EC最大手のアリババ集団の研究機構「達摩院」(ダモアカデミー)により開発された人間らしさを追求したデジタルヒューマンで、北京冬季五輪のファンをはじめとする消費者とインタラクティブに交流できる。 -
- 2022.02.18
バイドゥ メディア系大学とコラボしバーチャルキャンパスを構築 中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)は2022年1月17日、メディア研究などに強みを持つ中国伝媒大学(CUC)と開発した、CUCの実際のキャンパスをバーチャル化した「CUCバーチャルキャンパス」を、一般向けに体験可能にしたと発表した。このバーチャルキャンパスは、バイドゥが21年12月に発表した自社開発のメタバースプラットフォーム「希壤(シーラン)」上で実現したものだ。その全貌について、紹介する。 -
- 2022.02.14
ファーウェイ よりリアルなデジタルヒューマンの制作を支援 中国湖南省の衛星テレビ局「湖南衛視(湖南チャンネル)」が制作するバラエティー番組「你好、星期六(こんにちは、土曜日)」では、人間そっくりなデジタルヒューマン「小漾(シャオヤン)」が司会者として活躍している。湖南広播電視力台の5G重点実験室とVR(仮想現実)コンテンツの制作会社「芒果幻視(MANGO XR)」が開発し、背後では中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)が技術面を支えている。 -
- 2022.01.28
テンセント 自社のデザインノウハウを積極的に外部に公開へ 中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)は2021年12月23日、自社の企業向け設計システム「T Design」のオープンソース化を発表した。T Designは、テンセントの約300人のデザイナーと開発者が共同で制作し、500件以上のプロジェクトで実際に使用されたものである。テンセントは、このシステムをオープンソースとすることで、ユーザーや業界内の連携企業と共同で、競争力のあるデザインシステムにしていくことを狙いとしている。 -
- 2022.01.24
アリババ 国内IT企業初のカーボンニュートラル行動リポート発表 中国EC最大手のアリババ集団は2021年12月17日、「アリババ・カーボンニュートラル行動リポート」を発表した。内容は、2030年までに実現を目指す3大目標で、「2030年までに自社内におけるカーボンニュートラルの実現」「2030年までに自社の川上から川下までのバリューチェーンにおける二酸化炭素排出量の半減」そして「グリーンなクラウドで、自社エコシステム全体の二酸化炭素排出量の15億トン削減」の3つだ。 -
- 2022.01.13
バイドゥ メタバースでAIカンファレンスを開き新構想などを発表 中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)は2021年12月27日、自社開発のメタバースアプリ「希壤(シーラン)」上で「2021年百度AI(人工知能)開発者大会(2021 Baidu Create AI Developer Conference)」を開催した。バイドゥの董事長兼CEO(最高経営責任者)の李彦宏(ロビン・リー)氏は、今回の大会テーマを「創造者精神」とし、「人とロボットが共生する時代が現在まさに到来しており、創造者たちが中国AIの黄金期10年を迎えようとしている」と主張した。 -
- 2022.01.06
ファーウェイ 深センの低炭素都市構築に貢献 その取り組みとは 中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)は、2021年12月16日~17日に広東省深セン市で開かれた「2021カーボンピーク・カーボンニュートラルフォーラムおよび第9回深セン国際低炭素城フォーラム」にて、総合スマートエネルギーソリューションを初公開した。同ソリューションは、同区域の深セン国際低炭素城(インターナショナルローカーボンシティ)の国際低炭素コンベンションセンターに導入されている。 -
- 2021.12.24
テンセント 「デジタル政府」の全面アップグレードに取り組む 中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)は、2021年11月26日から27日の2日間にかけて、中国広東省広州市で開催された第1回デジタル政府建設サミットにて、同社が推進してきた「デジタル政府」を全面的にアップグレードしたことを正式に発表した。同サミットは、中国でデジタル政府という領域で最も権威あるイベントだ。テンセントが取り組むデジタル政府のアップグレード内容は大きく3つあり、その取り組みがどのようなものなのか紹介する。 -
- 2021.12.17
アリババ最大のショッピングセール 2021年の特徴とは 中国EC最大手のアリババ集団が毎年「独身の日」に開催する中国最大のネットショッピングセール「Tモール・ダブルイレブン・グローバル・ショッピング・フェスティバル(天猫ダブルイレブン)」が2021年11月1日から11日にかけて開催された。11日間の総取扱高は、過去最高額となる5403億元(約9兆6500億円)を記録した。これまでと異なる点として、業務のクラウド移行やスマート工場、環境に優しい技術応用があり、今回はその3つを紹介する。 -
- 2021.12.10
バイドゥの「初心者ドライバー向けナビ機能」 3つの特徴とは? 中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)傘下の地図サービス「百度地図(バイドゥマップ)」は2021年11月、初心者ドライバー向けナビ機能をリリースした。バイドゥマップ内の従来の標準的なナビ機能に加えて、初心者向けのナビモードという選択肢が新たに増える形だ。これは、初心者ドライバーに適したルートをスマートに選択し、より初心者ドライバーの運転習慣に寄り添った音声アシスタントとルート案内を提供することで、安全運転を支援するものである。 -
- 2021.12.03
ファーウェイの技術「サイバーバース」とは? 現実と仮想が融合 中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)は2021年10月、中国広東省東莞(とうかん)市松山湖に置かれている自社研究開発基地「松山湖キャンパス」にて、AR(拡張現実)技術を活用したミッション型イベントを開催した。同イベントでは、専用のARアプリ「星光巨塔(直訳で、星の巨塔)」が用意された。参加者は同アプリを敷地内で使うことで、現実とバーチャルが融合した世界を体験でき、複数人数でプレーできるミッション型イベントなどを楽しんだ。 -
- 2021.11.26
テンセント スマート運転車両専用の没入式スマートマップを発表 中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)は2021年11月3日から4日の2日間、中国湖北省武漢市で自社イベント「騰訊全数字生態大会(テンセント・デジタル・エコシステム・サミット)」を開催した。そこで、テンセントは、人と車両の共同運転で生じる課題の解決を狙って設計した地図「騰訊智駕地図(テンセントスマートドライブマップ)」を発表した。テンセントが打ち出した新たなマップとはどのようなものか紹介する。 -
- 2021.11.19
アリババ 最新スマートオフィスソリューションを発表 中国EC最大手のアリババ集団は2021年10月19日から22日の4日間、本社を置く浙江省杭州市で開催した年次大型テクノロジーカンファレンス「2021 杭州・雲栖大会」で、スマート・オフィス・ソリューションを発表した。アリババ集団傘下のクラウドサービス部門「阿里雲(アリクラウド)」が発表したAI(人工知能)会議アシスタントの「聴悟(ティンウー)」と、改良をへたクラウドコンピューター「無影(ウーイン)」が注目を集めた。 -
- 2021.11.12
バイドゥ テクノロジーオープンデー「Apollo Day」を初開催 中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)は2021年10月28日、同社の自動運転プラットフォームであるApollo(アポロ)のテクノロジーオープンデー「Apollo Day(アポロデイ)」を初めて開催した。会場では、ライドシェア用自動運転車「Apollo Moon(アポロムーン)」の3つのコラボレーション車を一斉に公開した。それらに共通する特徴は、量産の実現、AI(人工知能)による自動運転、そして高速通信規格「5G」によるクラウド運転代行の3つだ。 -
- 2021.11.08
ファーウェイ 全自動スマートコンテナターミナルを“開港” 中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)は2021年10月17日、中国・天津港におけるスマートコンテナターミナルの運営開始を、提携企業と共同で発表した。このコンテナターミナル構内の水平搬送を担うスマート水平搬送システムは、ファーウェイをはじめ、天津港を統括する中国国有企業の天津港集団、中国国有通信最大手の中国移動(チャイナモバイル)などが連携して構築。竣工から1年余りという短期間で運営開始にこぎ着けた。 -
- 2021.10.28
テンセント 最新のスマート医療ソリューションを多数発表 中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)は2021年10月1日、コロナ禍により1年間の延期を経て開幕された「2020年ドバイ国際博覧会」にて、医療AI(人工知能)領域の新技術を駆使した「スマート医療」の成果を発表した。成果には、「新型コロナウイルス感染AI補助診断ソリューション」「ブレイン・コンピューター・インターフェース(BCI)によるリハビリ支援技術」「眼底疾患AIスクリーニングシステム」、そして「AIスマート診察システム」の4つがある。 -
- 2021.10.21
アリババ AI物流ロボットの国内実装台数を3年後1万台に拡大へ 中国EC最大手のアリババ集団の研究機構「達摩院」(ダモアカデミー)は2021年9月下旬、1年前に実装を開始したAI(人工知能)物流ロボット「小蛮驢」(シャオマンリュー)を利用した配送の累計注文回数が、既に100万回を超えたと発表した。中国では、52カ所の都市で160以上の社区(中国独自の地域コミュニティー)や大学のキャンパス内で荷物を配達しており、20万人以上の消費者にサービスを提供している。 -
- 2021.10.14
バイドゥ 串の本数を瞬時に数える飲食店向けAIツールをリリース 中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)は2021年9月下旬、アプリ内で開くことが可能なミニプログラム「百度AI数簽神器(直訳で、バイドゥAI串数計算神器)」をリリースした。このミニプログラムは、バイドゥの検索アプリ「百度」上で開くことが可能で、串を扱う飲食店はAIを使って串数の集計が簡単にできる。バイドゥは人々の暮らし中で、AIをより身近な存在にしている。 -
- 2021.10.04
ファーウェイ 車向けの最新インテリジェントコックピットを発表 中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)は2021年9月6日、世界の自動車産業にとって重要都市であるドイツのミュンヘンで初めて開催された、国際自動車&スマートモビリティ展(IAA MOBILITY)において、光学技術を活用したインテリジェントコックピットソリューションを発表した。同展示会は、世界の自動車産業から注目される、自動車関連の新技術や新製品の発表の場となっている。ファーウェイが取り組むインテリジェントコックピットはどんなものなのか。 -
- 2021.09.27
テンセント 高級ブランドにデジタルマーケティングを提唱 中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)傘下で、ネット広告事業を手掛ける「騰訊広告(テンセント広告)」は2021年9月8日、2021年第3回中国高級品デジタル化イノベーションサミットにて、高級品業界でのデジタルマーケティング戦略を紹介した。テンセントは「ソーシャル+取引+コンテンツ」が一体となるデジタルエコシステムモデルを構築。それをベースとした3つのイノベーションの秘訣を提唱した。 -
- 2021.09.17
アリババ 中国の教育革命を加速させるデジタル化の一手 中国EC最大手のアリババ集団傘下のクラウドサービス部門「阿里雲(アリクラウド)」は2021年8月、業界初の「デジタル放課後サービスプラットフォーム」を発表した。中国政府は、義務教育期と学習塾での2つの学習負担軽減を実現するため、「双減」の政策を策定している。今回発表したプラットフォームは、その政策の取り組みの一部である「三点半課堂(学生の学習負担軽減のために放課後の学習を課外活動に転換し、同時に下校時間が早くて迎えが困難となる親側の問題も解決する政策)」を支援するものだ。 -
- 2021.09.09
ハンドルもペダルもなし バイドゥが近未来「ロボットカー」発表 中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)は2021年8月18日、中国国営テレビの中央電視台と開催した「百度世界大会2021」にて、近未来コンセプト車「ロボットカー」を発表した。バイドゥの董事長兼CEO(最高経営責任者)の李彦宏(ロビン・リー)氏は、「将来の自動車はロボットカーに変わる」と話す。バイドゥは、自動運転と自動車のスマート化、交通のスマート化に取り組み、自動車・交通産業に変革をもたらそうとしている。 -
- 2021.09.03
ファーウェイ AI+気象観測を模索 世界への貢献も 中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)のクラウド部門「華為雲(ファーウェイクラウド)」は現在、自社のAI(人工知能)技術を活用し、より正確な災害級気象予報モデルの研究開発に力を注いでいる。モデルは、大量の過去データの分析を通じて構築され、雲の変化と移動ルートなどを推計できる。この技術によって、2021年7月下旬に中国東沿岸部を襲った台風6号「煙花(インファ)」に対し、政府と一般市民が迅速に対応できた。 -
- 2021.08.27
テンセント 企業活動のデジタル化を安全面から一括サポート 中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)のセキュリティー事業部門「騰訊安全(テンセントセキュリティー)」は2021年8月5日、新サービス「テンセント安心プラットフォーム」を発表した。このプラットフォームは、ブロックチェーンなどの先端技術や二十数年にわたるネット犯罪対策における経験およびその蓄積に基づき、企業の商品生産から流通、販売までの全過程において、デジタル化された管理プロセスを支援する。 -
- 2021.08.20
アリババ タオバオの新職業図鑑から見る中国ECの最新トレンド 中国EC最大手アリババ集団傘下のECサイト「淘宝網(タオバオ)」は、2021年7月17~25日に中国上海で「淘宝造物節(TAOBAO MAKER FESTIVAL 2021)」を開催した。その期間中の7月22日に絵画展覧会を開き、一枚の作品である「新百工図(直訳で新たな百の職業図)」が展示された。その全長は12.64メートル、全幅は0.5メートルと大規模なもので、画風はアンティーク風だ。注目すべき点は、この作品の中に、新たに中国で誕生した107種類の職業が描かれていることだ。 -
- 2021.08.06
東京五輪金メダリストのトレーニングをバイドゥがAIでサポート 2021年7月25日、東京五輪女子シンクロ板飛び込みで、中国の施廷懋(シー・ティンマオ)と王涵(ワン・ハン)ペアが金メダルを獲得した。この背景には、中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)が、クラウド事業の百度智能雲(バイドゥスマートクラウド)を使って中国で初めて打ち出した「『3D+AI(人工知能)』板飛び込みトレーニングシステム」がある。同システムは、オリンピックまでの数カ月間のトレーニング効率を20%上昇させた。 -
- 2021.07.30
ファーウェイ 天文観測技術向上に貢献 AI×宇宙の可能性を追求 中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)は、2021年7月7日~10日の間に中国上海市で開催された世界人工知能大会(WAIC)にて、AI(人工知能)を活用した天体の自動識別および自動分類技術を展示ブースにて披露した。これは、ファーウェイと政府直属の最高レベルの研究機関である中国科学院の上海天文台との共同研究開発の成果である。人類史上最大の集光面積を持つ次世代望遠鏡であるスクエア・キロメートル・アレイ(SKA)への応用が期待される。 -
- 2021.07.27
テンセント デジタル客室サービスで航空業界のDXを促進 中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)と中国の航空系複合企業である海航集団(HNAグループ)、航空向け電子設備を手がけるDONICA(ドニカ)は2021年6月16日、共同で設立した飛享互聯(フェイシャンフーリエン)の運営開始を正式に発表した。フェイシャンフーリエンは、テンセントのデジタル技術とHNAグループの航空運輸能力、ドニカの航空機向けハードウエア面の経験を結集させ、デジタル客室サービスを提供する。 -
- 2021.07.16
アリババ 会員制倉庫型店舗「フーマーX」を中国全土に展開へ 中国EC最大手のアリババ集団傘下の生鮮食品スーパー「盒馬鮮生(フーマーフレッシュ、以下フーマー)」は2021年6月18日、米コストコが展開するような会員制倉庫型スーパー「盒馬X会員店(フーマーXメンバーショップ、以下フーマーX)」を中国北京と上海に1店舗ずつ新たに開店した。フーマーXは、中国初の会員制倉庫型スーパーで、1号店は20年10月1日に上海で開店済み。今回の2店舗で計3店舗になる。 -
- 2021.07.09
バイドゥ ライドシェア用自動運転車「アポロ・ムーン」を発表 中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)は2021年6月17日、自社の自動運転プラットフォーム「Apollo(アポロ)」と中国国営自動車大手である北京汽車集団傘下の高級電気自動車(EV)メーカー、北汽藍谷新能源科技と共同で、ライドシェア用自動運転車「Apollo Moon(アポロ・ムーン)」を発表した。発表会では、両社が新たに戦略提携を結び、今後3年間で1000台の運行を目指すことを明らかにした。