中国EC最大手のアリババ集団傘下の物流会社の菜鳥(ツァイニャオ)は2022年6月20日、中国のネットショッピング販促イベントの1つである「618」セール当日に、中国中央電視台(CCTV)の特別取材を受けたことを発表した。内容は、世界最大規模とされる武漢の華中師範大学におけるAI(人工知能)配送ロボット「小蛮驢(シャオマンリュー)」による「ラスト1キロメートル」配達の実態や物流のグリーン化の取り組みの紹介である。

AI物流ロボット「小蛮驢」(シャオマンリュー)の様子(画像はツァイニャオのニュースリリースより)
AI物流ロボット「小蛮驢(シャオマンリュー)」の様子(画像はツァイニャオのニュースリリースより)

 中国中央電視台の記者が、「618」セールで最も消費者に接近できる場所として、華中師範大学のツァイニャオが管理する荷物受取所を取材した。シャオマンリューの荷物配達サービスは、3万人以上の大学教職員や学生に利用されており、キャンパス内の荷物の10分の1近くが無人運転車によって目的地まで配達され、人手による煩雑な力仕事の負担を削減し、配送能力の大幅な向上に成功している。

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 シャオマンリューは現時点で、中国全土の200カ所以上の大学以上の高等教育機関に、計500台以上が導入済み。無人配達サービスの正常化オペレーションを全国各地で実現している。そのサービスによって届けられた荷物のオーダー数は、2022年3月31日までに1000万件を超えている。

華中師範大学で取材を行う中国中央電視台の記者の様子(画像はツァイニャオのニュースリリースより)
華中師範大学で取材を行う中国中央電視台の記者の様子(画像はツァイニャオのニュースリリースより)
華中師範大学のキャンパスで運行するシャオマンリューとツァイニャオの荷物受取所の様子。世界最大規模の無人配送ロボットの運行実態として報道された(画像はツァイニャオのニュースリリースより)
華中師範大学のキャンパスで運行するシャオマンリューとツァイニャオの荷物受取所の様子。世界最大規模の無人配送ロボットの運行実態として報道された(画像はツァイニャオのニュースリリースより)

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