中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)は2022年4月28日、中国北京市政府から無人運転模範応用通知書を取得し、無人運転車配車サービスにおいて正式に認可を得たことを発表した。これは自動運転タクシー(ロボタクシー)を配車する「ロボタクシー配車サービス」を、中国の大都市である北京で初めてオープンに展開できることを意味する。サービスは、北京市内で指定された60平方キロメートルの模範地区の公道で展開される。

北京市内の公道で自動運転タクシー(ロボタクシー)配車サービスプラットフォーム「蘿蔔快跑(ルオボークワイパオ)」を利用する様子(画像はバイドゥのニュースリリースより)
北京市内の公道で自動運転タクシー(ロボタクシー)配車サービスプラットフォーム「蘿蔔快跑(ルオボークワイパオ)」を利用する様子(画像はバイドゥのニュースリリースより)

 バイドゥは、今回の認可取得により、最初は10台の自動運転タクシー(ロボタクシー)を投入してサービスを展開し、次のステップとして、30台の車両を追加する予定だ。バイドゥは3つの層で安全保障を完備し、全面的に乗客の安全を保証している。まずスマートカーの性能の高さによる保証、そしてモニタリングシステムの予備を配置・運用し、二重化(多重化)した冗長性を持つことによる保証、そしてリモート運転システムを構築することにより、問題発生時に運転を代行する保障を提供する。

自動運転プラットフォームであるApollo(アポロ)の自動運転車両の無人運転席の様子(画像はバイドゥのニュースリリースより)
自動運転プラットフォームであるApollo(アポロ)の自動運転車両の無人運転席の様子(画像はバイドゥのニュースリリースより)

 その安全性の証左として、バイドゥの自動運転プラットフォームであるApollo(アポロ)は、ドイツの第三者認証機関であるテュフ・ノードから、車両のライフサイクル全体に対するサイバーセキュリティー管理規格である「ISO/SAE 21434」を取得している。これは、アポロの自動運転や自動車のスマート化における関連業務、そしてスマートカーの全ライフサイクル工程が、同規格の要求を十分に満たし、ネットワークの安全性において業界内で十分に優れた能力を持つことを示している。

ドイツの第三者認証機関であるテュフ・ノードから取得した自動車業界初の車両サイバーセキュリティー管理規格である「ISO/SAE 21434」の証明書(画像はバイドゥのニュースリリースより)
ドイツの第三者認証機関であるテュフ・ノードから取得した自動車業界初の車両サイバーセキュリティー管理規格である「ISO/SAE 21434」の証明書(画像はバイドゥのニュースリリースより)

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