中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)は2022年3月30日、中国大手広告・PR企業「藍色光標(ブルーフォーカス)」と共同で自社開発のメタバースアプリ「希壤(シーラン)」上に構築したマーケティング空間「藍宇宙」を発表した。中国国内では、初となるメタバースマーケティング空間だ。藍宇宙では、バーチャルヒューマン、NFT(非代替性トークン)、バーチャル空間の3つの技術的要素を結合させている。

バイドゥが開発するメタバースアプリ「希壤(シーラン)」上に構築されたマーケティング空間「藍宇宙」の鳥瞰図。青色の建築物が藍宇宙(画像はバイドゥのニュースリリースより)
バイドゥが開発するメタバースアプリ「希壤(シーラン)」上に構築されたマーケティング空間「藍宇宙」の鳥瞰(ちょうかん)図。青色の建築物が藍宇宙(画像はバイドゥのニュースリリースより)

 バイドゥが2021年12月に発表したメタバースアプリ「希壤(シーラン)」は、22年3月にバージョンアップした。従来あった、大人数が参加する会議シーンへの対応やメタバース開発を可能にする機能に加えて、クラウド経由でソフトを提供するSaaS(サース)型のワンストップライブストリーミングプラットフォーム機能などを追加し、その体験から得られる効果のフィードバックや、ハードウエアの互換性確保などの面で、一連の最適化を行っている。

バイドゥ版メタバースのマーケティング空間とは

 今回、バイドゥと提携した中国大手広告・PR企業「藍色光標(ブルーフォーカス)」は、そのシーラン上に、中国国内のメタバース史上初の没入型商業集合マーケティング空間として、藍宇宙を構築した。メタバースマーケティングのモデルを展開する第1号空間と位置づけている。また、その藍宇宙は現在、シーラン上の開放区域内における最大の単体建築の1つで、ひときわ目を引く象徴的な建築物となっている。その外観は、青色のボックスのようになっており、自身の色や画像を変換することができると同時に、幻想的な模様に変身することも可能だ。

マーケティング空間「藍宇宙」の外観の様子(画像はバイドゥのニュースリリースより)
マーケティング空間「藍宇宙」の外観の様子(画像はバイドゥのニュースリリースより)

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