2022年2月4日から開催された北京冬季五輪・パラリンピックでは、デジタルヒューマン「冬冬(ドンドン)」がプロモーション活動で活躍した。ドンドンは中国EC最大手のアリババ集団の研究機構「達摩院」(ダモアカデミー)により開発された人間らしさを追求したデジタルヒューマンで、北京冬季五輪のファンをはじめとする消費者とインタラクティブに交流できる。

スマートフォンのスクリーンに映る北京冬季五輪のプロモーション用デジタルヒューマン「冬冬(ドンドン)」の様子(画像はアリババのニュースリリースより)
スマートフォンのスクリーンに映る北京冬季五輪のプロモーション用デジタルヒューマン「冬冬(ドンドン)」の様子(画像はアリババのニュースリリースより)
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 冬冬(ドンドン)のキャラクター設定は、情熱にあふれた率直な性格のウインタースポーツを愛する北京生まれの22歳の女性だ。彼女のコミュニケーションスタイルは、人間らしさが追求されたもので、五輪ファンとの交流をより良いものにしている。とりわけ、科学技術を好む若い世代の五輪ファンを引きつけている。

ドンドンのポートレート画像(画像はアリババのニュースリリースより)
ドンドンのポートレート画像(画像はアリババのニュースリリースより)
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 ドンドンは多芸多才なところに特徴がある。例えば、ライブ中継中にアリババ集団の通販サイト「天猫(Tモール)」の北京冬季五輪公式ショップと連携し、五輪公式商品を広告宣伝するのみならず、質問を受ければ、生き生きと自然に、かつ感情豊かな音声で答える。ボディーランゲージも豊富だ。例えば、親指を上に立てるグッドサインを出したり、両手でハートの形を作ったり、涙を流す仕草(しぐさ)をしたりなど、豊かな感情表現ができる。