中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)傘下の地図サービス「百度地図(バイドゥマップ)」は2021年11月、初心者ドライバー向けナビ機能をリリースした。バイドゥマップ内の従来の標準的なナビ機能に加えて、初心者向けのナビモードという選択肢が新たに増える形だ。これは、初心者ドライバーに適したルートをスマートに選択し、より初心者ドライバーの運転習慣に寄り添った音声アシスタントとルート案内を提供することで、安全運転を支援するものである。

「百度地図(バイドゥマップ)」のナビゲーションモードの選択画面の様子で、「初心者モード」と「標準モード」の二択が用意されている(画像はバイドゥのニュースリリースより)
「百度地図(バイドゥマップ)」のナビゲーションモードの選択画面の様子で、「初心者モード」と「標準モード」の二択が用意されている(画像はバイドゥのニュースリリースより)
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新機能「初心者向けドライバーナビ」の3つの特徴

 新機能「初心者ドライバー向けナビ」には3つの特徴がある。1つ目は、初心者ドライバーに適したルート案内だ。中国国内の道路の現状を見ると、複雑で変化が多く、狭いルートであれ、大型車や軽車両の多いルートであれ、そういったところではドライバーは高度な運転技術を要求されがちだ。そこで初心者向けドライバーナビ機能は、こうしたルートを避け、初心者ドライバーに合った路線をお勧めする。例えば、狭い車道や複数の車線変更が必要な車道、狭い車道でのUターンなど、一定の難易度を有する運転動作を回避し、事前にドライバーに適切なルートのプランを提示して支援する。

バイドゥマップがドライバーに路線を案内している画面。左側が、標準モード。右側が初心者ドライバーモード(画像はバイドゥのニュースリリースより)
バイドゥマップがドライバーに路線を案内している画面。左側が、標準モード。右側が初心者ドライバーモード(画像はバイドゥのニュースリリースより)
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 2つ目は、初心者ドライバーに寄り添った運転ナビゲーションだ。初心者ドライバーは運転中、緊張しやすい傾向があることから、まず目前の道路通行状況に集中して、注意深く周囲を観察する必要がある。そして、前方に集中するため、音声によるナビゲーションにより依存することとなる。

 初心者ドライバー向けナビは、初心者ドライバーのこのような運転習慣を十分に考慮し、ルートのマップ拡大表示方式と刷新した音声ナビゲーションを採用している。直進や方向転換などの重要情報をさらに目立つようにし、走行ルートに連動し、ドライバーに音声で自動的に道路変更の提案を行うといった具合だ。また、音声ナビゲーションでは安全面における憂慮が存在すると思われるルートで、ドライバーに親切な安全提示も行う。例えば、「シートベルトをしっかり着用し、バックミラーを調整してください」といった基本的な声掛けをしてくれる。

バイドゥマップがドライバーに運転ナビを示している画面。左側が、標準モード。右側が初心者ドライバーモード(画像はバイドゥのニュースリリースより)
バイドゥマップがドライバーに運転ナビを示している画面。左側が、標準モード。右側が初心者ドライバーモード(画像はバイドゥのニュースリリースより)
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