中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)は2021年3月10日、四川省成都にある成都高新区(成都高新技術産業開発区)にて、同区域を運営する成都高新区電子信息産業発展公司と共同で、次世代通信規格「5G」を活用したスマートシティーおよびスマートドライブを推進するプロジェクトを総額1億500万元(約17億7000万円)で落札した。四川省で初のスマートドライブのモデルプロジェクトとなる。

バイドゥの無人運転車が走行する様子(画像は、バイドゥのニュースリリースより)
バイドゥの無人運転車が走行する様子(画像は、バイドゥのニュースリリースより)

 このプロジェクトは、成都高新区の新川創新科技園にて約30キロメートルの車道の全体を、インターネットに接続してスマート化させ、5Gに基づいたスマートコネクテッドカーのモデル区域の整備を試みる。

 バイドゥと成都高新区は、2020年6月24日に戦略協定を締結して以来、四川省において初となる、スマートドライブのベンチマークとなるプロジェクトの実現を積極的に推進してきた。プロジェクト実現後には、成都市民に向けて、無人運転バスや無人運転乗用車を含めた自動運転運行サービスを提供する予定だ。同時に、新川創新科技園にて多様な無人化ソリューションを提供し、中国西部地方におけるスマートドライブ産業のエコシステムの形成を加速させる。

成都のミッションにバイドゥが参画

 中国政府の中国工業情報化部(工信部)は21年2月に、AI(人工知能)によるイノベーション応用先導区を成都に建設することを支持すると発表した。それを受けて成都高新区は、新川創新科技園に、AIを駆動力とし、5GとAIにフォーカスした産業を構築していく。

このコンテンツ・機能は会員限定です。