米現地時間2021年1月27日、米カリフォルニア州車両管理局(DMV)は、中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)に対し、公道での無人運転車の走行試験を許可した。バイドゥは、自動運転プラットフォーム「Apollo(アポロ)」を使い、米国での無人運転車走行試験プロジェクトを本格的に始動すると発表した。

バイドゥの無人運転車がカリフォルニア州で走行試験する様子(画像はバイドゥのニュースリリースより)
バイドゥの無人運転車がカリフォルニア州で走行試験する様子(画像はバイドゥのニュースリリースより)

 バイドゥがDMVから許可された試験走行は、カリフォルニア州サンタクララ郡のサニーベール市で実施される。使用される車両は米フォード・モーターの高級車ブランド「リンカーン」のモデル「MKZ」とオランダのステランティス(旧フィアット・クライスラー・オートモービルズ[FCA])のモデル「Pacifica(パシフィカ)」の2つで、DMVが2つ以上のモデルに対して、走行試験を同時に許可するのは歴史上初となる。

米国基準で高い評価を得ているバイドゥ

 DMVから走行試験が許可されたのは、バイドゥのアポロが、既に米国基準で安全性・機能性・信頼性でお墨付きを得ていたという背景がある。DMVが2020年2月26日に発表した19年自動運転解除リポート(「解除」とは走行中にやむを得ず運転手による操作に切り替えることを指す)には、テスト走行を実施した企業のテスト走行距離と自動運転解除の回数などが記載されており、これらはDMVへの提出が義務付けられている関連データなどに基づいたものだ。同リポートでバイドゥは、総合評価で世界60社の中で首位を獲得している。

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