中国EC最大手のアリババ集団が毎年「独身の日」に開催する最大ネットショッピングセール「Tモール・ダブルイレブン・グローバル・ショッピング・フェスティバル(天猫ダブルイレブン)」が2020年11月1日から11日にかけて開催された。今回は19年と開催期間が異なり、例年の11月11日の24時間の開催に加え、前倒しの11月1~3日と2回に分けての開催となった。11日間の総取扱高は、過去最高額となる4982億元(約7兆8700億円)を記録した。

フェスティバルの総取扱高は年々増加傾向にある(アリババのニュースリリースより)
フェスティバルの総取扱高は年々増加傾向にある(アリババのニュースリリースより)

 2019年のセール期間内総取扱高は約2684億元(約4兆2400億円)で物流総オーダーは12億9200万件だった。今回のセールでは、4982億元の総取扱額に加え、物流のオーダーも前年をはるかに上回る23億2100万件を記録し、過去最多となった。また、参加ブランド数は19年の20万以上に対し、今回は25万以上のブランドを集めた。発表された新商品も19年の約100万点に対し、今回は約200万点と2倍に増加した。

19年と何が違うのか

 19年との違いでまずクローズアップされるのは、小売業務を営む企業のデジタル化をサポートする「アリババ商業オペレーティングシステム」がアップグレードされたことだ。その新たなシステムは「アリババ数字原生商業オペレーションシステム」と名付けられた。

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