中国EC最大手のアリババ集団傘下のECサイト「天猫(Tモール)」は、今年度のネットショッピングセール「Tモール618ショッピング・フェスティバル」で、初めて3Dのバーチャル空間でのショッピングを実現した。約100のブランドが「3Dショッピング」と呼ばれるこの新たな機能を導入して、消費者に新たなショッピング体験を提供した。今回はその取り組みを紹介する。

Tモールアプリ上で3Dショッピングするユーザーのスマートフォン画面(画像はアリババのリリースより)
Tモールアプリ上で3Dショッピングするユーザーのスマートフォン画面(画像はアリババのリリースより)

 「3Dショッピング」の機能は今回、主にインテリア業界のブランドが導入した。例えば「イケア(IKEA)」や中国の大手家具メーカーの「尚品宅配」「全友家居」「索菲亞家居」、そして米国の水回り製品ブランド「コーラー(KOHLER)」などが活用した。

 「3Dショッピング」の機能は、店舗ページ内に「3D様板間(直訳で3Dモデルルーム)」という選択項目を追加する形で提供されている。3D様板間には、リビングルームや浴室、キッチン、寝室などさまざまなシーンが用意されており、タップして入ると、上の写真のように、3D空間に展示された関連商品を見ることができる。そして、家具のそばにあるマークをタップすると商品ページに飛び、商品の色やサイズなどを選択して購入することができる。

「3D様板間」をタップすると、ユーザーは3Dショッピングができる。視点はスマートフォンの画面をスワイプしてスライドし、変えることができる
「3D様板間」をタップすると、ユーザーは3Dショッピングができる。視点はスマートフォンの画面をスワイプしてスライドし、変えることができる

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