
技あり! 仕事人
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- 第26回
- 2023.05.26
Z世代の「リアル」を大人に届け、109のブランド価値を高める 東京・渋谷の「SHIBUYA109」で、計1万人以上の若者と向き合ってきた、Z世代の専門家であり代弁者の長田麻衣氏。109を運営するSHIBUYA109エンタテイメントの研究機関、SHIBUYA109 lab.の所長を務める同氏が「生の声」にこだわり続ける理由とは。 -
- 第25回
- 2023.04.28
タオルの世界標準を目指す 伊澤タオルが狙う市場の真ん中 アマゾンのタオル部門で常に人気ランキングの上位を占める、伊澤タオル(東京・渋谷)のブランド「タオル研究所」。肌触りの良さや洗濯後も柔らかさを維持する耐久性などが評判を呼び、ヒットを連発。社長の伊澤正司氏はさらなる高みを目指し、「世界標準」をつくろうと奮闘している。その志と秘策を聞いた。 -
- 第24回
- 2022.05.26
「ギョーザ」で市場を席巻する味の素冷食 その商品開発戦略とは 好調な冷凍食品分野で「ギョーザ」を中心にリードする味の素冷凍食品。マーケティング本部の製品戦略部長として、商品開発などの指揮を執るのが大竹賢治氏だ。敏腕マーケターが目指す未来とマーケティングの本質を聞いた。 -
- 第23回
- 2022.02.03
ローソンストア100の“○○だけ”弁当をヒットさせた「継続力」 おかず1品だけのシンプルな弁当が大ヒット。ローソンストア100運営本部 統括部長の林弘昭氏が着想したのは、11年も前だった。約10年もの間、なぜ諦めなかったのか。その想いの源流を聞いた。 -
- 第22回
- 2021.12.17
キリン「スプリングバレー」成功導いた“紙芝居風プレゼン”の極意 キリンビールの2021年のヒット商品の一つ、「SPRING VALLEY(スプリングバレー) 豊潤〈496〉」。マーケを担当した吉野桜子氏は、「スプリングバレー」ブランドの立役者だ。型破りの企画を成功させた秘訣はプレゼン。達人のワザから、社内攻略のヒントが見いだせる。 -
- 第21回
- 2021.09.03
「ドムドム」を復活に導いた“元居酒屋ママ”社長の型破り手腕 居酒屋ママからドムドムの“母”に――。にぎわうハンバーガー市場で、懐かしいブランド「ドムドムハンバーガー」が人気復活を遂げている。独自路線で存在感を発揮するチェーンを率いるのは、異色の経歴を持つ社長、藤﨑忍氏。その型破りな戦略とは。 -
- 第20回
- 2021.07.30
「考えた人すごいわ」岸本拓也氏 名前だけじゃない繁盛店の法則 「考えた人すごいわ」など、変わった店名を掲げる高級食パン専門店が各地に急増中だ。その仕掛け人、ベーカリープロデューサーの岸本拓也氏は実に300ものパン店を手掛けている。「店名を拒否されたことは一度もない」というネーミングのポリシーだけではない、老若男女誰もが楽しめる繁盛店創造術を聞いた。 -
- 第19回
- 2021.07.21
どんな場所でも怖がらせる お化け屋敷プロデューサーの執念 コロナ禍を逆手に取った発想力で「ドライブインお化け屋敷」などを展開し、話題を集めているのが今回の仕事人、怖がらせ隊・お化け屋敷プロデューサーの岩名謙太氏だ。数千万円の投資が必要と思われているお化け屋敷を、わずか15万円から請け負う。お化け屋敷ビジネスの独自の開拓戦略を聞いた。 -
- 第18回
- 2021.06.18
『ザ・ファブル』江口カン監督 「準備8割、現場2割」を信条に CM界で名を馳せてきた鬼才、江口カン氏が、このところ映画を中心に腕を振るっている。前作に続き、監督を務める映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』が、延期を経て2021年6月18日に公開。観客の心理を操る演出術で、見たことの無い面白さを追求する。コロナ禍での映画に懸ける思いや制作の信条を聞いた。 -
- 第17回
- 2021.06.15
「生ジョッキ缶」成功 アサヒの体質変えた“外様取締役”の手腕 アサヒビールが攻めている。その鍵を握るのは、多彩な業界経験を持つマーケティングの達人である、同社マーケティング本部長の松山一雄氏。2018年に「32年ぶりの外部から起用された取締役」として着任、その戦略が注目される人物だ。前例主義を変革させた秘訣とは。 -
- 第16回
- 2021.05.17
シュパットなど開発したマーナの専務 魔の4年間を経て決断したこと おうち時間を充実させる意識の高まりを捉え、販売好調な生活雑貨メーカー、マーナ。「シュパット」「エコカラット」「トーストスチーマー」など、意表を突くヒット商品が続々と出ている。その開発を統括する同社専務取締役・名児耶剛の思想とは。 -
- 第15回
- 2021.03.17
本麒麟が成功 キリンビール首位導いた山形光晴氏のたった一つの哲学 キリンビールが2020年、ビール系飲料の首位に返り咲いた。その快挙を導いたのは、常務執行役員の山形光晴氏だ。P&G出身のマーケターである山形氏は、キリンビールに転職後、看板である「一番搾り」ブランドを刷新し、第3のビール市場を大きく変えたヒット商品「本麒麟」を世に送り出した。「仕事人」が、岐路で選択してきた鉄則とは。 -
- 第14回
- 2021.02.22
築地本願寺がゴスペル ビジネス界から50歳で転身した僧侶の改革 東京を代表する名刹・築地本願寺が挑む改革を進めるのが、宗務長の安永雄玄氏。大手銀行勤務やコンサルティング会社経営でビジネス手腕を磨き、3年間通信教育を受けて、50歳で僧籍を取得したという異色の僧侶だ。寺や仏教に興味のなかった人を振り向かせている、大胆な改革とは何か。 -
- 第13回
- 2021.02.04
SHIBUYA109の若者マーケ専門家 トレンドをつかむ秘策 1990年代からの“ギャルの聖地”を一新した「SHIBUYA109渋谷店」。2019年にリニューアルし、19年度の入館者数は過去最多を記録。今も若年女性に愛され続ける秘策を、SHIBUYA109 lab.所長の長田麻衣氏が伝授する。 -
- 第12回
- 2020.12.04
コロナ禍でも絶好調のKFC 敏腕CMOの「2層戦略」とは ファストフード業界で、好調を維持している日本ケンタッキー・フライド・チキン。その立役者である、マーケティング本部長 CMO(チーフ・マーケティング・オフィサー)の中嶋祐子氏が取ったのは、消費者に何度も選ばれるための「2層戦略」だった。大胆な発想の源泉と哲学を聞いた。 -
- 第11回
- 2020.10.12
クラフトコーラの時代到来 伊良コーラを作った若き革命家の行動力 ビールなどで起きているクラフトブームがコーラにも到来している。そのパイオニアである「伊良(いよし)コーラ」を作ったのは、1989年生まれの小林隆英氏。自宅でコーラを手作りしたところから、この事業が始まったという。常識にとらわれない行動力の源泉とは。 -
- 第10回
- 2020.09.25
「富士山グラス」を作ったプロダクトデザイナー コロナ時代の挑戦 ビールを注ぐと富士山のように見える「富士山グラス」を世に出したプロダクトデザイナーの鈴木啓太氏。日用品から電車まで、幅広い領域を手掛けてきた。歴史に学びながらデザインを「更新」させてきた仕事人が、新時代と向き合う。 -
- 第9回
- 2020.08.19
菊水堂のポテトチップスが絶好調 「古い機械」がおいしさ支える 大手2社がシェア8割以上を占めるポテトチップス市場。そのなかで、「店で見つけたら即買い!」と菓子好きが沸き立つ小規模メーカーによるポテトチップスがある。老舗企業、菊水堂社長の味わい深い仕事流儀とは。 -
- 第8回
- 2020.07.27
サントリー・ボスの味を上げた「コーヒーハンター」と呼ばれる男 コーヒーの世界屈指の消費国である日本と、生産国をつなぐ最強の「コーヒーハンター」、それがミカフェート社長のホセ・川島良彰氏だ。サントリー食品インターナショナルが出した本格ペットボトルコーヒーの「プレミアムボス コーヒーハンターズセレクション」を共同開発。「コーヒーの力で世界を変える」という野望とは。日経トレンディ2019年9月号掲載のアーカイブを公開。 -
- 第7回
- 2020.07.21
ライオン「ソフラン プレミアム消臭」ヒット “一点突破”が勝因 衣料用柔軟剤の「ソフラン プレミアム消臭」がヒット中だ。嵐・相葉雅紀をCMに起用し、「革命」を訴求しているが、その裏に「靴下5000足を集めた実証実験」といった地道な努力がある。チームを率いて、タフな市場でヒットを連発してきたヒットメーカーの熱意に迫る。日経トレンディ人気連載「技あり!仕事人」の2019年6月号のアーカイブを一部加筆して掲載。 -
- 第6回
- 2020.07.13
ハードコアチョコレートの過激Tシャツなぜ人気 鍵はアンチ王道 1000を超える唯一無二のTシャツを作り、コアなTシャツユーザー、芸能人、企業から熱視線を集める「ハードコアチョコレート(コアチョコ)」。「目指したのはTシャツ界のタランティーノ」と言い、1970~80年代の昭和ネタを題材にオリジナル商品を次々に生み出す代表、宗方雅也氏の意気込みを聞いた。日経トレンディ人気連載「技あり!仕事人」の2019年10月号のアーカイブを掲載。 -
- 第5回
- 2020.07.08
乳酸菌事業はキリンがやるべきだ 「iMUSE」成功の信念 ミッションは、ビールの次の柱となる「健康領域」の新事業の開拓だった。プラズマ乳酸菌入りの「iMUSE」ブランドを成功に導いた、キリンホールディングス ヘルスサイエンス事業部 部長の佐野 環氏。この事業を手掛ける前は、「氷結」ブランドの成功も経験。キリン100年の歴史を紐解いて導いた、ものづくりの根底にある思いとは。日経トレンディ人気連載「技あり!仕事人」の2019年12月号で取材したアーカイブを公開。 -
- 第4回
- 2020.07.06
「C.C.レモン」のCを消してがん治療支援 仕掛け人の企画術 がん治療研究を支援するプロジェクト「deleteC」、認知症の人が接客する「注文をまちがえる料理店」など、斬新な企画を次々と立ち上げるプロデューサー、小国士朗氏。がん治療という深刻なテーマを扱うときにも「C」の文字を消して表現するというエンタメ性を忘れない。NHK在局時代に、「プロフェッショナル 仕事の流儀」などの制作で培った、その企画力の源泉に迫る。 -
- 第3回
- 2020.06.26
ロフト社長が語る「雑貨文化のプロデュースカンパニー」構想 全国120店舗を超える規模に成長し、中国進出も控える雑貨店の「ロフト」。創業当時からかかわり、トレンド先取り型の売り場づくりを構築してきた同社社長の安藤公基氏は、「雑貨道のマエストロ」と呼ぶべき存在だ。ロフトの最大の強みである「キュレーションビジネス」の強さの秘訣と、その次に見据える展開について聞いた。 -
- 第2回
- 2020.06.24
ガラスや木にくっつく「マグサンド」ヒット 磁石の伝道師の野望 マグエバー代表の澤渡紀子氏は、身の回りの至る所で活躍する「磁石」の魅力にハマり、その技術を広めている仕掛け人だ。2009年に同社を設立し、消費者にとって便利な磁石製品を世に送り出している。 -
- 第1回
- 2020.06.22
日本コカ初の酒類「檸檬堂」をヒットさせた、凄腕CMOの素顔 「綾鷹」「ジョージア ジャパン クラフトマン カフェラテ」をヒットさせ、19年10月に、日本コカ・コーラ初の酒類ブランド「檸檬堂」を成功に導いたのが、同社CMO(最高マーケティング責任者)の和佐高志氏だ。すでに他社のヒット商品のある市場で、「後発でも変革を起こす」ために何をしてきたのか。前職のP&G時代からつながる、マーケターとしての思考に迫る。