※日経トレンディ 2020年6月号の記事を再構成

テレワークで重要なのが、まずは快適にオンライン会議ができるグッズをそろえること。もちろん仕事に使うパソコン環境は“オフィス並み”でなければ効率は下がるばかり。邪魔なノイズをカットする集中スペースを確保することもポイントだ。

 様々な企業がテレワークに向けて一気にかじを切る一方で、「自宅は仕事をする環境にない」と悲鳴を上げているビジネスパーソンも数多い。そこで、テレワークの専門家に初心者が揃えるべき逸品を聞いた。

 まず職種を問わず急務となっているのが、ZoomやTeamsで行う「ビデオ会議」への対応だ。パソコンの内蔵マイクやカメラが簡易的なものだと「声が聞こえない」と言われたり、そもそもマイクやカメラが付いていないケースも多い。後付けで専用機器の導入が必須といえる。

 「必ず備えておきたい」と専門家が口をそろえるのが、有線タイプのヘッドセットだ。無線タイプの場合、声を相手に伝えるまでにレイテンシー(遅延)が発生してしまう。有線に比べると接続も不安定なため、ビジネスシーンで使うなら確実性を重視したい。

 自宅での使用を想定するなら「単一指向性」のマイクが付いた製品が正解。自分の声だけにフォーカスして集音するため、生活音の多い家でもノイズの少ないクリアな声が相手に伝わる。

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