一見魅力的な製品だが、果たして買って大丈夫といえるのか。製品チェックに秀でた識者が良しあしを一刀両断する。今回はNECの1キログラムを切るモバイルノートPCの新モデルをチェックする。

※日経トレンディ2022年4月号の記事を再構成

モバイルノートの「LAVIE NEXTREME Carbon XC950/DAG」(NECパーソナルコンピュータ)をテスト
モバイルノートの「LAVIE NEXTREME Carbon XC950/DAG」(NECパーソナルコンピュータ)をテスト
LAVIE NEXTREME Carbon XC950/DAG(NECパーソナルコンピュータ)
実勢価格27万6980円(税込み)
●本体サイズ・重さ/幅313×奥行き218×高さ17.5ミリメートル(突起部などを除く)・937グラム
●画面サイズ/14型液晶(1920×1200ドット)
●CPU/Core i7-1195G7(最大5GHz)
●メモリー/16GB
●SSD/512GB
●通信機能/Wi-Fi 6、Bluetooth Smart Ready、LTE/3G
●オフィスアプリ/Office Home&Business 2021
●バッテリー駆動時間/24時間

 軽さを追求した超軽量モバイルノートは、一部の性能や使い勝手を犠牲にしていることが多かった。しかし最近は、大型のノートパソコンに見劣りしない製品が増えている。NECパーソナルコンピュータ(以下NEC)が2022年2月に発売した「LAVIE NEXTREME Carbon」(以下NEXTREME Carbon)も、軽さと高機能を両立させたモバイルノートだ。NEXTREME Carbonは、従来から人気のあった「LAVIE Pro Mobile」の事実上の後継モデル。3モデルのうち、最上位の「XC950/DAG」(実勢価格27万6980円・税込み)をチェックした。

 まず大きく変わったのが画面だ。LAVIE Pro Mobileは13.3型液晶だったが、NEXTREME Carbonは14型と、画面が一回り大きくなった。縦横比も「16対9」(1920×1080ドット)から、縦方向に少し長い「16対10」(1920×1200ドット)に変更。縦長の書類やウェブサイトの閲覧では使い勝手が良くなった。それでいて、幅は約6ミリメートル、奥行きは約2ミリメートルしか増えていない。

縦横比16対10の液晶を採用
縦横比16対10の液晶を採用
Excelでは16対9より約5行多く表示できる(上)。開くと画面が下に入り込み、傾きがついて入力しやすい(下)

 液晶ディスプレイの画質は上々で最大400nitと明るさも十分。ディスプレイ表面は光沢の無いノングレアの仕上げなので、映り込みが少なくて見やすい。ただ、高価な最上位モデルなのだから、そろそろ有機ELの搭載も検討してほしかったとは感じる。

 3モデルのうち最上位機がLTE通信機能を内蔵しているのも特徴の一つだ。eSIMとnanoSIMのデュアルSIMで、切り替えて使える。海外で、現地のeSIMをオンライン契約して手軽に使うこともできるので、海外出張などの機会が増えれば重宝するだろう。ただし、店頭モデルで選べるのはLTE/3Gのみ。5Gモデルはオーダーメードでの選択となり、注文時にプラス6万500円(LTEはプラス3万3000円。いずれも税込み)とかなり高くなる。

4G LTE通信に対応
4G LTE通信に対応
nanoSIMのスロットを搭載(上)。SIMカードを使わないeSIMにも対応(下)

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