外資系企業に勤める日本人でも、Zoomなどのビデオ会議でネーティブスピーカーに対して意図通りのことが伝えられないことがある。いかにして意見を伝えるべきか。シリコンバレーの著名通訳者であるミッキー・グレース氏に、会議を始める際の注意とともに解説していただく。

(写真/Shutterstock)
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 前回前々回とネーティブスピーカーの英語を聞くこつについてご紹介しました。今回からZoomなどのビデオ会議での注意点に話を戻したいと思います。6回目として「ビデオ会議をする際の注意とマナー」について取り上げます。

 まず、会議の前には「用意周到な準備」、「念入りな準備」が必要です。これはビデオ会議だからとかZoomだからということではありませんが、普段以上に配慮が必要です。英語の会議ではもたもたしたり、遠慮したりしていると、発言できないうちに会議が終わってしまうからです。そのうえ英語の会議では、途中から割り込んでくる、意見をかぶせてくるなど容赦がないですし、ビデオ会議だと音声が聞き取りにくいといったことが起こりがちです。

 単なるオブザーバーとして後で議事録メモをもらえばいいのであればまだしも、自分の要求を伝えたり、質問したりというミッションは、相当の準備をしておかなければ到底達成できないでしょう。

 それではどのような準備をしておけばよいのでしょうか。これは英語でのプレゼンテーションの準備に通じるところがあります。自分の見解や質問はあらかじめスクリプトにして用意しておく。これらは基本とも言える必要最低限の準備ですよね。

外資系勤務でも議論には苦労

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