新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、「Zoom」に代表されるビデオ会議サービスの利用が急速に広まっている。そんな中、日本人の英語は聞き取れるけど、英語のネーティブスピーカーの発音が分からないというビジネスパーソンは少なくない。なぜ聞き取れないのか。シリコンバレーの著名通訳者であるミッキー・グレース氏に解説していただく。

(写真/Shutterstock)
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 「直接話していても100%は聞き取れないのに、Zoom会議になったらますます米国人の話す英語が聞き取れない」

 「こんな単語ないよと思ったら、単語がくっついていた」

 「すぐに『空耳アワー』になってしまう。いったん、空耳になるともう英語が頭に入ってこない」

 なんていう悩みで困っている方は少なからずいらっしゃるようですね。そこで今回は、聞き取り上達法について考えてみました。

 聞き取りができないと言えば、あの関ジャニ∞が出演する番組の英会話伝言ゲームが思い出されます。英語が苦手らしい横山(裕)君や村上(信五)君のリアクションが面白くて、あの動画は何度見ても大爆笑です。ネット上でも見ることができるので検索してみてください。

“Is it possible to return this?”
(これは返品できますか?)
   ↓
「パスポート取りたいんです」

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