新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、日本でも「Zoom」に代表されるビデオ会議サービスが活用されるようになった。ただ、一気に広がった結果、不慣れな人も多く利用する。音声やビデオの機能や品質について、英語でどのように伝えればいいのか。著名通訳のミッキー・グレース氏に解説していただく。
1回目、2回目で説明してきたような流れでZoomなどのビデオ会議サービスを利用した会議は始まっていきます。こうしたビデオ会議と電話会議の最大の違いは映像の有無です。自分の顔を映るようにしておくか否かなど特有の設定項目があります。
最近は背景を変えたり、アバターを使ったり、自分の顔に加工をしたりするツールがあります。部内の会議ではこれらを使うのも楽しくてよいかも知れません。けれども帯域が不十分、回線が細いなどの理由で、ビデオはオフにしておきたいときもあるでしょう。以下はそんなときに使える表現です。
回線などに制限がある場合の表現
- May I leave the video off today?
(今日はビデオをオフにしておいていいですか?) - I am going to use voice only today. Is it alright?
(今日は音声だけにしようと思います。それでもいいですか?) - I am connected via phone.
(私は電話で入っています)
PCやタブレットなどから参加しているのであれば、画面共有されている資料を見ることができますが、固定電話やスマホから参加する予定の場合は別途資料を送っておいてもらうのがいいでしょう。
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