新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、日本でも「Zoom」に代表されるビデオ会議サービスが活用されるようになった。ただ、一気に広がった結果、不慣れな人も多く利用する。その結果、「待合室」などで迷ってしまう場合もある。こうした特有のトラブルに対処するための参加者側の英語表現について、著名通訳のミッキー・グレース氏に解説していただく。(市嶋 洋平=シリコンバレー支局長)

 前回は第1回として、Zoomなどのビデオ会議サービスを始めるまでの英語表現をご紹介しました。前回は最後にホストが“行方不明者”を探すフレーズを取り上げましたが、今回はその迷った本人が解決する際に有用なフレーズを見ていきます。

Zoom会議ならではの落とし穴

 会議に慣れていないと、時間に余裕をもって早めに入っていようとすることがあるでしょう。でもそれが裏目に出てしまうこともあります。

 Zoomの場合、スケジュールされている会議がない場合には「No upcoming meeting is scheduled」という表示が出ますので何かおかしいということに気が付くはずですが、他のビデオ会議サービスでは過去のURLでも「会議室」に入ることができる場合があります。定刻になっても他の人が入ってこない場合には、正しいかどうか早めの確認をお勧めします。

 「会議室」に全員そろっていても、ホストが入ってくるまでは会議を開始しないという設定をすることもあります。特に参加者同士が初対面の場合にはこうした設定をすることが多いようです。

 さらに「待合室」という機能を利用する場合もあるので注意が必要です。Zoomでは会議に入るためのURLをランダムに試して、第三者が他人の会議に乱入するトラブルが起きました。そのため待合室の機能をオンにしているケースがあります。ホストが参加者の名前を確認して、入室を許可するかどうか判断するという機能です。その場合、「Please wait,the meeting host will let you in soon」などと表示されます。