コンタクトレス・エコノミーがやってくる

新型コロナウイルスの感染拡大で多くのビジネスパーソンが自宅からの勤務に移行した。こうしたなかで活用が進むのが、非接触での業務の遂行である。AI(人工知能)を活用することで、接触を避けながら業務を継続できるようにしている。ウォルマートもデジタルトランスフォーメーション(DX)の一環で、発注業務にAIの導入を検討している。まさにニューノーマル時代である。

パックタムのAIが顧客と交渉しているところ。左側がAIによる発言部分(出所/パックタムのサイト)
パックタムのAIが顧客と交渉しているところ。左側がAIによる発言部分(出所/パックタムのサイト)

前回(第14回)はこちら

AI:やあ、ジョナサン。あなたの会社との取引条件について、理解を深めるためいくつか教えてくれないか?(1)支払日を60日から7日に短縮、(2)独占契約を2年から3年、(3)配送のペナルティーを半分に。これらを重視する順番を教えてほしいんだ。

ジョナサン:そうだな(3)(2)の順かな。

AI:今の単価が123ドルのサービス料金だけど、いくらまで下げることができそうかい?

ジョナサン:120ドルではどう?

AI:それでは不十分だな。もう少し我々サイドに有益なものでないと。週末には10~15%までの追加料金を支払えるけど、99.60ドルはどうだい?

ジョナサン:それは無理だな。

AI:いい条件を提示したつもりですが、別のオファーをするよ。1時間当たり22.60ドルを23.40ドルにするのはどうだい? 一方で、24時間以内のキャンセルフィーについて100%から80%にしてもらいたい? それで2年間、フィーを固定したいと思っているんだ。

ジョナサン:それならOKだ。

AI:条件は・・・・・です。DocuSignのリンクに飛んで契約をお願い。

ウォルマートがパイロット採用

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