
- 全10回
SDGs 廃棄物から価値を生む
-
- 第1回
- 2020.06.01
資生堂の新ブランドBAUM 「SDGs」と「顧客ニーズ」への対応両立 今や日本企業にとって避けて通れない「SDGs(持続可能な開発目標)」。だが、多くの企業はまだまだ手探りの状態だ。今回のSDGs特集のテーマは「廃棄物」。第1回はSDGsを巡る世界や市場の流れを概観し、家具工場で余った木材を容器に使った資生堂の新ブランド「BAUM」立ち上げの狙いを聞いた。 -
- 第2回
- 2020.06.01
コロナ禍でフードシェアリングが急成長 食品ロスを成長市場に 日本企業にとっても避けて通れない「SDGs(持続可能な開発目標)」。だが、SDGsは非常に幅広い概念で、企業としてはどう取り組めばいいのか、まだまだ手探りの状態だ。特集の第2回のテーマは、「食品ロス」。設立間もないスタートアップが、この巨大な社会課題に挑戦し、成長を遂げている。 -
- 第3回
- 2020.06.03
ごみから服を作るブランド auや吉野家の広告も前代未聞の再利用 SDGs(持続可能な開発計画)の先進地域、欧州のサステナブルブランドが「ECOALF(エコアルフ)」だ。海洋ごみから衣服を作るなど、廃棄物のリサイクルにも積極的で、2020年3月、三陽商会と組んで日本進出を果たした。旗艦店「ECOALF 渋谷」の開店広告には、他社の広告を再利用。注目を浴びた。 -
- 第4回
- 2020.06.03
売れ残り品をデザインで生かす 年25%成長のビジネスモデルとは 「SDGs(持続可能な開発目標)」に注目が集まる前から、“ものを長く使う”ことをテーマに事業展開してきたD&DEPARTMENT PROJECT。SDGs特集の第4回は、全国の繊維産地と協力し、「デッドストック(売れ残り)」を「ライフストック(生きた在庫)」に変えようという取り組みを紹介する。 -
- 第5回
- 2020.06.05
楽天SDGs専門モールが急成長、独自記事で利用者の啓発も推進 2018年末から楽天が展開中のECサイト「EARTH MALL with Rakuten」が好調に推移している。SDGs(持続可能な開発目標)への貢献を狙い、扱う商品は環境や人権に配慮した国際認証を取得したものばかり。環境意識の高い顧客層に支持された。担当する小林正忠常務執行役員に今後の方向などを聞いた。 -
- 第6回
- 2020.06.09
ビニール傘が質感豊かなバッグに 日本の職人技でSDGs貢献 廃タイヤをリサイクルしたバッグのブランド「SEAL」を展開するモンドデザイン(東京・港)は、新ブランド「PLASTICITY(プラスティシティ)」を立ち上げた。廃棄されるビニール傘を再利用するブランドで、独自の加工法を開発。第1弾として2020年4月14日、トートバッグなど3製品を発売した。 -
- 第7回
- 2020.06.23
セブンでも販売 1000円の「長く使えるビニール傘」が変革生む ビニール傘は使い捨てが当然のような風潮を変えようと、ビニール傘に新たな価値を与える取り組みを続けているのがサエラ(東京・港)だ。すべてのパーツがプラスチック製のビニール傘「+TIC(プラスチック)」を2017年に発売。「セブンーイレブン」も取り扱いを開始した。 -
- 第8回
- 2020.06.25
廃棄野菜で作る染料をコンバースが採用 アパレルで食品ロス対策 「フードテキスタイル」は、廃棄予定の野菜などに含まれる成分から染料を抽出して染めた素材・商品のブランド。従来捨てられてしまっていた、形が不ぞろいなど規格外の食材や、カット野菜の切れ端、コーヒーの出し殻などを、食品関連企業や農園から買い取り、成分を抽出。それを染料にして繊維を染める。 -
- 第9回
- 2020.06.26
アパレル廃棄問題に妙手 ブランドタグ付け替えでWinーWin 日本では年間に約29億点のアパレル製品が供給されるが、消費されるのは約14億点。その差、約15億点が売れずに残ってしまうのだという。廃棄される運命のアパレル製品を、ブランド価値を損なわずに再販する仕組みが、FINE(名古屋市)の「Rename(リネーム)」だ。 -
- 第10回
- 2020.06.29
累計12万セットのヒット 野菜の廃材から「おやさいクレヨン」 「おやさいクレヨン」は、米ぬかから採れた米油とライスワックスをベースに、野菜や果物を混ぜ込んだクレヨンだ。2014年に第1弾を発売して以来、季節ごとに内容色の異なるセットをリリース。シリーズ累計約12万セットを出荷した大ヒットシリーズとなった。子育て世代、祖父母世代から支持されている。