永守重信氏。日本電産会長兼CEO。1944年京都府生まれ。2018年3月、学校法人京都学園理事長に就任。19年4月から法人名変更に伴い、学校法人永守学園理事長を務める

日本電産・永守重信氏が目指す人材育成とは 新鋭工学部の全貌

2020年09月25日
  • 永守重信氏。日本電産会長兼CEO。1944年京都府生まれ。2018年3月、学校法人京都学園理事長に就任。19年4月から法人名変更に伴い、学校法人永守学園理事長を務める
  • 京都太秦キャンパス南館(工学部棟)1階の機械工房には、専門スタッフを配置。講義室に加え、少人数でのグループワークがしやすい「ラーニングコモンズ」なども各階に用意している。南館には、国際学生寮も併設され、国内学生と留学生が生活をする
  • 新設工学部の学部長を務めるのが、田畑修氏。トヨタ関連企業で研究に従事していた際に、社会人博士号を取得。その後、私立大学を経て、16年間にわたり京都大学で教壇に立つ。今回の工学部の設立に当たって、早期退職を決意
  • 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2020年度はオンライン形式による講義を実施。写真は、工学部1年の実践型講座「デザイン基礎」を受ける学生の様子
  • 前述した工学部の実践的講座「デザイン基礎」のテキスト。講義も資料も、すべて英語で統一されている
  • 新設工学部の教員採用には、国際公募を実施した。教員の3分の1が外国人で、非常に国際色豊かな組織になっている。教員の年齢層も比較的若い
  • 工学部の機械工房には最新の3Dプリンターなどを配備し、学生はいつでも利用できる。試作品の製作も思いのままだ。同大学は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、不足している簡易型医療用フェースシールドの製造にも協力
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